親の心配事@英語スクール:こぼれ話

絵本のリードアラウドを軸に、体系的に英語を教えるという実験的ともいえるスクールを始めて約2年になる。

小さいスクールであるうえ、今ある年齢別の3クラスともに親子クラスなので、親御さんとのコミュニケーションも密になる傾向がある。

あるとき、親御さんのひとりが帰り際に
「今、この子にしてやれることを、してやっていないのじゃないかと、不安になります」
とふと漏らした。

「ああ、これ、親ならみんな知っている心配事だ」
と、なんだが懐かしかった。

親が考えるたちで、おまけに活動的だと、この不安をなくそうと、いろいろ「わが子のために」始める。
ときに、やりすぎたりもする。
やりすぎ傾向にあったわたしの場合は、幼かった子が本能的にそれを制止した。
そして、子によって放っておく事を教えられ、結果的には不安に縛られていたわたしの心を解いてくれた。

子を放っておくのは、本当に親としては難しい。
でも、親が全部「してや」らなくても、これはと思った環境に放り込むことで、取りこぼしはあるにしても、思いがけないことも身につけていくものだ、と今は思える。

英語スクールとしては、親御さんが子を「放り込ん」でくれるようなところでありたいと思う。