In the Haunted HouseでHalloween Charactersをおさらい

キッズブックス英語スクール、今年のHalloweenにちなんだ本は、
In the Haunted House.どんな話かと言えば…
In the Haunted House
新版(しかけ絵本版、本文は同じ)
In the Haunted House

 お化け屋敷の話…。お化けといえば、日本では夏の風物詩だが、西洋では秋、Halloweenの日までが出番だ。本書の冒頭に描かれた木々の梢に葉はない。恐らく10月31日が近いのだろう。お化けの出そうな「屋敷」、ビクトリア様式風がなぜかお決まりだ。そこに足を踏み入れた主人公のふたり。大きな足と小さな足、足だけ描かれた主人公の、文字通り「足取り」を読者がたどるという趣向だ。
 元本は90年発刊で、Halloweenに読まれてきた1冊である。本書は、lift-the-flap book(蓋付き仕掛け絵本)になって生まれ変わった2013年の新刊。物語の進行に合わせて蓋をめくる、読者参加型だ。これまで以上に、低年齢の子どもも楽しめるようになった。
 主人公の二人組が、玄関から屋敷に入る。脇のカーテン (が描かれた蓋)を開けたとたん、無人のorganからfuneral air(不吉な旋律)が流れる。キャー!まだまだ序の口。廊下で、魔女たちが出迎える。シーツをかぶったような幽霊も、キラキラ光りながら漂っている。クロネコ、クモ、フクロウが、階段を逃げるようにかけ上がるふたりを見送る。階上には、「Do Not Lift」と読める血文字が書かれた箱。「開けるな」とあれば、開けてみたい。仕掛けの蓋を持ち上げると…、青ざめたフランケン・シュタインが。ヒー!急いで近くの部屋の扉(蓋)を開けると、ベッドで「it’s dead as can be(どう見たって死んでいる)」状態のミイラ(mummy)が、ウィンク!別の扉を開けたらガイコツ。天井裏は安全か?…そこにはビロードのような翼を広げたコウモリや、這いずる不気味なものたちが。イヤー!浴室に逃げ込むと、バスタブでにっこり笑う吸血鬼(vampire)。狼男(werewolf)も、意味ありげに大きな口をゆすいでいるではないか。アー!たまらず、幽霊たちに見送られるように、屋敷から逃げ出るふたり…。
 しかし、ご安心を。本気でこういうものが怖い年頃の読者も、そのあと屋敷から出たふたりの姿と背景を見て、ホッ!微笑ましいsurpriseが待っている。子どもは、怖すぎない「怖い本」が大好き。けれんみたっぷりの朗読で、大人も楽しみたい。

いろいろ不気味なものが出てくるが、skeltonもそのひとつ。
こんなかわいらしい歌(YouTubeより)があるので、ぜひ、ご一緒にお楽しみください。