ある小学校教頭の視点~小学校の外国語活動

10月19日の朝日新聞朝刊の「私の視点」に、東野裕子さんという小学校教頭先生のものが載っていた。
テーマは小学校で必修となって3年目の外国語活動について、タイトルは
「伝えたい」を大切にして。

わたしの「アンテナ」がビビビと反応したのは、以下のところ。

(以下引用)(改行は大島)

そもそも、外国語活動の目標の一つは「積極的なコミュニケーションへの態度の育成」にあったはずだ。学習指導要領も小学校から高校まで、一貫してこの態度の育成を求めている。

だが、多くの学校では「好きなものを英語で言ってみよう」と指示してペアで言い合わせたり、歌やゲームで時間を消化したりする授業が目立つ。

「まずは聞く力を」とリスニングに集中する授業もあるが、こうした授業では思考力や表現力、創造力が育つとは思えない。

 コミュニケーションの手段として英語を使えるようにするには、児童が「伝えたい」「理解したい」という気持ちを持ち、「伝わった」「わかった」と適切な場面で経験することが大切だ。

(中略)
英語を「教える」のではなく、母語と同じく「自分の気持ちを伝える手段」として扱って欲しい。

(引用終わり)

うーむ。
学習指導要領は正論に聞こえる。
だが現状では、方法が違っているもよう。
先生の憂えている気持ちがよくわかる。

よくできた絵本の架空の世界は、言葉少なくあっという間に、状況を展開してくれる。そこでは、登場人物になり代わり、気持ちを伝える練習が自然にできるのになあ。