リードアラウド、やっぱり体育会系?汗だくになります

 会場が大きかったり、初めての参加者が多かったり、参加人数が多かったりすると、リードアラウドはかなりのエネルギーを使うものだなあと、しみじみ思う今日この頃。

 リードアラウドだから元気にしようとしているのではなく、始めると元気になる。神経を集中し、ヒットを打とうと野球のバットをふるのに近いのかも知れない。そして、それがヒットしたときの喜びは、多分野球選手と同じなのかもと思う。また、発汗も選手と同じくらい?と思うほどどっと汗をかく。

 でも、ホームランはもちろんのこと、ヒットも出なかったときは、冷たい汗をかき、頭のなかのビデオが何度も映し出され、ときには止まらない。あの発音、表現、盛り上げ方、コメント……いろいろ悔やみ、くよくよしたりするわけだ。

 クレヨンハウスでの先日のHow Do Dinosaurs Say Good Nightでは、これまでで初めて恐竜の名前の練習を後回しにしてみた。今までは、読みの途中に挟んでいたので、子どもたちと名前で盛り上がりすぎて、読む時間が少なくなるきらいがあった。

 ところがだ。結論から言えば、後で名前だけやるのは、すじから離れてしまいだめだ。それにあの日、だれかあくびをかみ殺したのが見えたし(readers-aloudはみんなの反応にも敏感でなければならない!)。これからは、もとの段取りに戻そう。とはいえ、参加者もやる気ムンムンの会場で、またまた(いい)汗をかいた。
How Do Dinosaurs Say Good Night?

いよいよGrandfather’s Journeyをリードアラウド

 いつものように朝風呂(シャワー)の前に「朝読み」、今日は次回の指導者向けWSの課題書、Grandfather’s Journeyを、まずは日本語で読んだ。
 
 これは、ちょっとやそっとの力ではリードアラウドの合格点のもらえない本である。前回のDog and Bearは、全員が「読み込む」という意味を理解できたと思える出来だった。でもあれは、架空のイヌとクマで、言ってみればキャラは設定し放題。「なり切る」こともしやすかったはずだ。とは言えしっかりと、設定したからこそ、あの読みに達せた。それでも、……満点かといえば、まだ磨きのかけようがある。次回も、それぞれの注意点を改善して、ステージアップしたDog and Bearを時間が許す限り再演してもらおうと思う。

 だが、それに加えて新作、Grandfather’s Journeyである。内容、背景はあのイヌとクマどころではない。本物の、歴史を背負った人間の話だ。まずお勧め練習法としては、日本語版を自分なりに読み込むことである。

 風景がたくさん表れる前半は、その風景を頭に浮かべる練習がわたしには必要だった。夢を思い出すような作業を、文を読んだ時に脳が反射的にするようになるまで続ける。個人差があるが、わたしにはときには念力の訓練、まるで修行のようだった。(ブルース・リーのせりふをまた思い出す「Don’t think, feel!」)

 たいへん難しい題材なので、メンバーの次回までの最低目標は、文をつっかえないで読み通せるようにすること、としよう。日本語は、覚える1歩手前程度になれたら最高。表現の前に、まずそこに近づいてもらえたらと思う。

 英語文は、これまたハードルが高い。書かれていることが、すっと自分の言葉で説明できるかどうかが、めやすだろう。それが出来ないのは、まだその英文が自分のものになっていないから。正確に解釈しながらの音読段階をへて、それから表現を考える。まず、音読を正確に仕上げて欲しい。Readers-aloudとしては辞書、音声チェックは、怠れない。

 先日のDog & Bearの仕上がり具合を見て「なせばなる」の手応えを得たので、自分の芸も磨きつつ、この難題をみんながどこまでやるか楽しみにしよう。

 また12月の発表会の演目には、このGrandfather’s Journey(日本語、英語両方)は入れず、これ以外のどれかを各自にリードアラウドしてもらうことにした。そこで、メンバーの面々がどれを選ぶかも興味津々だ。そして12月は1限目を大島、2限目を中西先生と逆にして、そのまま中西先生も参加する懇親会(WSと同所)の予定をたてた。途中で出席できなくなった元メンバーにも声をかけるつもりだ。
いぬとくま いつもふたりは
『いぬとくま いつもふたりは』
Dog and Bear: Two Friends Three Stories『Dog and Bear: Two Friends Three Stories』
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