朝日夕刊「よい呼吸」

 近頃は夕刊を取っていない人、または新聞そのものを取っていない人も増えたので、ちょっと夕刊からの紹介。2月16日付で「体とこころの通信簿」というコラム、この日は「よい呼吸」と題されたもので、わたしたちのボイストレーニングに関係する内容のものだ。

 この記事は、最近日本では「口呼吸」の人がふえていることへの警鐘でもある。空気中のほこりや細菌、花粉も入りやすい口呼吸。「口呼吸をやめて、鼻呼吸にするだけで健康になる人がたくさんいる」と口腔科の先生。統合生理学の先生によると、「腹筋を使い、息を10~15秒吐いた後に吸い込む『腹筋呼吸』を5分以上続けると、脳幹から気分を安定させる脳内物質セロトニンの分泌が増える」と。これ、中西先生の「ストロー呼吸レッスン」ですね?

 息を細くなが〜く吐く。紙上でもヨガの先生は「吸うことよりも吐くことを中心に考え、息を吐き切る練習をするのがいい」と言っている。「息をしっかり吐き切れば、横隔膜や腹筋などの筋肉が強く収縮し、その反発で自動的に胸部や腹部が拡張」するのだ。

 この呼吸は、声を響かせる胸を開くだけでなく、「気持ち」もよくするから声もよくなる効果が倍増するのかも知れない。
 さあ、今日も、鼻から息を吸ってほそ〜く、なが〜く吐く練習をしよう!