ポートランドでいただくカップ麺

 先日誕生日にひとりでカップ麺を食べたが、なかなかおもしろかった。前回のポートランド滞在では気がつかなかった、「カップ焼きそば」を発見したのだ。Chow Mein チャオメンと、アメリカでは焼きそばのことを言うのだが、このカップ焼きそば、インスタント・チャオメンと呼ばれている。チキン味とビーフ照り焼き味がある。
 パッケージは四角いプラスチックの箱型で、ほとんど日本と同じだが、麺の太さが違う。そして何が面白いかと言えば、その作り方。内蓋に印刷されている作り方によれば、1)乾燥野菜を袋から出して麺にのせる。(ここまでは同じ)2)水を線までいれる。(水!)3)電子レンジで6分。止めたらそのまま1分待つ。(電子レンジ!)4)ソース(照り焼き味か、チキン味。日本のソースではない)を入れ混ぜて出来上がり。
 一瞬読み間違えたかと思ったが、確かに水を入れて、電子レンジで6分。他の作り方は書いてない。でも、絶対日本の「カップ焼きそば」だと思ったので、わたしはお湯を入れ3分後にそのお湯を切り、ソースを入れて食べてみた。
 もちろんちゃんと出来ていた。そして……美味しい。もちろん好きずきだろうが、麺の太めなところが、どこか有名なお好み焼き屋のみたいであるし、ソースが照り焼き味でも、チキンでも悪くない(2回食べたから知っている)。日本のソースがあまり好きではないので、こちらのほうがいいと思うのかも知れない。
 値段はちょっと高い。1ドル70セントほど。
 ニューヨークの少年たちに情報を伝えると、ニューヨークではまだ見たことがないと言う。NISSINはカリフォルニアの会社なので、西に強いのだろう。送ってあげようか、とも考えた。
「ねえ、誕生日にカップ焼きそば?」
と言われ、はっと気がついた。ちょっとひどいディナーか。
 仕事をがんばって終わらせたいので、外出も控えてこうなる。一食はちゃんと玄米を炊いたりしているので、健康食。念のため書き添えておこう。