パウエルズ書店社長マイケル・パウエル氏との「独占」インタヴュー

 7月初旬に米国ポートランドの「本の宝庫」パウエルズ書店の社長、マイケル・パウエルさんが来日されたとき、編集者でありパウエルズの大ファン金子靖氏が「独占」インタヴュー。それがパウエルズのサイトに掲載されている。(インタヴュー記事はこちら。)

 インタビューのコーディネイト等を、わたしがさせていただいたので、この時の一部始終を見ていた。パウエルさんのビジネスマンだけではない、「本を愛する人」の姿が浮き彫りになるいいインタヴューだった。
 「独占」と言いながら、その時同時に8月下旬発売の『アエラ English』の写真撮影も行われた。その写真!素晴らしく「男前」のパウエルさんの姿は、『アエラ』をお楽しみに。『レオン』誌モデルも顔負け(眼力、中身負け)か。

 またインタビューの日本語版は、近日中にキッズブックスのサイトにアップする予定。また『新文化』にも掲載の予定。

「英語絵本は読み聞かせじゃない」リードアラウド怒濤の2週間:その2

 7月22日、日曜日は北青山のクレヨンハウスでの、リードアラウドだった。スレスレの時間に会場に入ると、もう人がいっぱいだった。ちょっと驚き。今回の絵本がよかったかな?
When Sophie Gets Angry-Very Very Angry

 リードアラウドは「読み聞かせ」じゃなく、そう、英語のエンターテーメント。みんなで楽しんで、ついでに英語の勉強にもなってしまうもの。大人だけの参加も7、8人。そう、そうじゃなくちゃ。自分自身のためという方や、指導者という方もいらっしゃるようだった。

 この絵本は、子どもの「かんしゃく」がテーマ。怒りを表すところは赤、かんしゃくを起こして家を飛び出て、森を歩き木に昇って海を見渡しているうちに落ちついてきて、まわりの色は青になる。絵で状況がわかりやすい。文章も長くないので、リードアラウドに適している。

 本文中の「roar!」とか、「explode!」など印象的な言葉だけでも、記憶に残ったらいい。将来何かの拍子に、それが口をついて出てくる、という経験をすることがあると思う。リードアラウドで使った言葉は、印象が強いはずなのだ。きっといつかわかる、その効果が。

 ワークショップが終わってから、熱心な質問がいくつか。「絵本から読み物へどうつなげていったらよいか」「絵本で英会話の勉強をすることができるか」など、ひとことや立ち話では答えられないような質問だ。質問セッションを設けてもいいかも知れない.

「英語絵本は読み聞かせじゃない」リードアラウド怒濤の2週間

 今年の7月は実にせわしない。
 自らまいた種とはいえ、第2週に続き第3週、そして第4週立て続けにワークショップだったり、原稿の締め切りだったりだった。

 指導者向けワークショップ第2回が、21日。
 わたしの話に耳を傾けて下さる方々がいるというのは、本当にありがたいことだ。この日のテキストは、David Goes to School。(教育者、学校向けの特別廉価版:教師、学校関係者のみ購買可能。メール、電話でキッズブックスまで御連絡下さい)

 この日、強調したのは、リードアラウドのワークショップは本の選び方ひとつで、出来不出来がかなり決まるということ。本の力、絵本の力が重要な要素だ。
 この全6回のワークショップで実際に使う絵本は、今後指導者のみなさんが「おはこ」として自信を持って使っていけるものを選んだつもり。
 絵本そのものの「力」について、みなさんも他の人たちに伝えられるように、この日わたしなりにまとめてお話しした。
 英語だけではなく、英語で何か他の教科も教えるという可能性についても、具体的な本を挙げてお話した。自分が、生徒だったときに、ぜひ英語で科学や数学、歴史を習ってみたいと思っていた。そのときの熱望を忘れられず、今後も日本の英語教育に提案していくつもり。

 参加者からでた質問で、今後のわたしの課題ができた。
「絵本が1冊しかない場合、どうリードアラウドするか」
難しい。だがそういう場合は、必ずある。どうしたらいいだろう。9月からのワークショップ(9/15, 10/6, 11/10, 12/1)、あと4回で考えていきたい。

 

指導者向けリードアラウド・ワークショップ第1回:英語絵本をどう「読み聞かせ」するか

 なんでまたこんなときに台風?14日は朝から雨で、わたしのせいではないけれど、遠方からのワークショップ参加者にはすまない気持ちだった。飛行機でかけつけてくださった方は、帰りの便の確保のため少々早退。しかし、集まって下さる方がいるということ、まことにありがたい。

 英語絵本をどう「読み聞かせ」するのか、それを知りたい、というみなさんだったと思う。予想通り、みんな迷っていらっしゃる。わたしもそうだった。そして今、自分のやり方に手応えを感じているので、それを「伝授」して少しでもみなさんの役に立ちたい。このワークショップの「対象」と、実際に集まって下さった方は、ぴったりだったのがまず嬉しかった。

 果たしてうまく、わたしの「リードアラウドとは」の説明、定義付けなど伝わっただろうか。使った絵本、Tough Borisはみなさんの「実演」のおはこになれるだろうか。
 ひとりでも多くの英語学習者、子どもたちが、参加者みなさんの「リードアラウド」で、英語の楽しさを知り、英語を学ぶ「動機」を心に芽生えさせて欲しい。
 さあ、第2回目21日のワークショップも、参加者にとって有意義な内容になるよう、心して準備しなきゃ。

渋谷区立広尾小学校での英語ワークショップ:リードアラウド

 13日10:40から11:25まで、広尾小学校の6年生と、リードアラウド。今回は、意図をはっきりさせるため、「英語エンターテイメント」とも称した。
 勉強っぽくなく、ためになる、印象に残る英語の経験を与えたい、これがわたしの目的。自分の経験からくるものだろう。ひねているようで、素直なところのあった子ども時代のわたし(!)は、英語に関して印象に残る場面をいくつか経験して、そのおかげで今日のこれまで英語の勉強を続けて来られた。その場面は「理想像」だったり「励まし」だったり「楽しさ」の場面だったりした。そして、英語がある程度使えるようになった今、そうなれたことがとても嬉しいし、楽しい。だから、子どもたちにそれを伝えたい。楽しく生きる、ひとつの手段に英語も身につけたらいいと思う。
 今日の6年生たち、30人近くいたが、ひとりかふたりの印象には残っただろうか。わたし自身は、とても気持ちがいい時間だった。素直で明るい雰囲気がいい。ストレートにわたしの言葉が届くような気(錯覚?)がしたのだが。これが、英語に親しむきっかけになってくれたら、と思う。How Do Dinosaurs Say Good Nightのどこかページを、子どもたちは家で一度は読んでくれただろうか。