ジャケ買い~Warriors シリーズ新ジャケット

ネコの戦士たちの、ファンタジーックな大河小説シリーズ、最初の6巻の表紙が新しくなった。
Warriors #1: Into the Wild (Warriors #1) Warriors #2: Fire and Ice ( Warriors #2 ) Warriors #3: Forest of Secrets ( Warriors #3 )Warriors #4: Rising Storm ( Warriors #4 )Warriors #5: A Dangerous Path ( Warriors #5 ) Warriors #6: The Darkest Hour ( Warriors #6 )
旧表紙も悪くなく、その表紙時代にすでに全巻読んだが、この表紙でも
揃えたいくらいだ。

ビッグ・ファット・キャット選書にも選ばれそうな、ページを繰る指が止まらない本だ。
読みやすさ、面白さ。それに文のクールさ。上手い。

まだ読んでいない人はラッキー!
この新表紙で読めるなんて。

子どもハローワーク「英語を使うお仕事」~MC

なぜかストリートダンスの一大イベントの会場に行った。
そこで、MCという仕事をまじかに見た。

MCとはMaster of Ceremony、司会者だったりイベントの進行役のこと。

DJによるヒップな音楽が流れる会場では、言語のメインはもちろん日本語だが、思った以上に英語を使っていて、認識を改めることになった。

英語は単語だけではなく、想像以上にフレーズだったりセンテンスを使う。
これは、発見。

ただ、ここで重要視されるのは、あくまでも「かっこよさ」。
何が「かっこいい」か、よくわかった。

「Are you ready?」とか、
count downの「3, 2, 1, now」など。
これを、本物ネイティブのDJぽく、うねりをつけて言う。

こういう「かっこよさ」、クールさが大切なイベントでは、どうやら英語は発音の「それっぽさ」が一番らしい。

格好よさを、あまり英語の先生は強調しないし、もちろん英語はそれだけではない。
が、英語のひとつの動機付けになることを、ストリートダンスのコミュニティで確信した。

ところで、このMCの英語をしばらく聞いていて、あることがとても気になり始めた。
一度気になると、どんどん気になる。
気になる、気になる。
だんだん、気持ちまで悪くなってきた…。

何が気になったか。
それは…
あるはずのないところに入り込む母音。

たとえば、何度も何度も繰り返された「Start!」の音。

「Star」までは、凄くいい。
カッコいい。
そのまま、いっそ、「t」抜きの発音にしておけばいいのに、
もう1音節くっつけていたのだ。

「Star-to—」、「スター」と、「トーオ」。
2音節になる。

アクセントをつけて言いたいのはわかるが、startは、「a」のところにしかつけられない。
「スタアッ!」といって、最後に下が「t」と上顎にタッチする程度。

「すたー」と「r」のきれいな音も聞こえる後に「とお」と続くと、づっこける。
スタートでつまずく感じ。

ヒップホップの音楽をやっている人たちや、ストリートダンスをする人たちは、音感を大切にするからだろうか、英語もかなり発音に「ネイティブっぽさ」を求めるようだ。

ならば、もうちょっと、正確さを突き詰めたら、もっとかっこいいのに。

子どもたちに英語の学習の動機付けをするのに、職業を考えさせるという手もある。

小学生高学年から高校生くらいの生徒には、英語の先生は、一種「ハローワーク」の窓口のおじさんやおばさん的役割をしてあげるのもいい。

そこで、ヒップホップやストリートダンスの分野に興味がありそうな子どもたちには、「英語が出来るとかっこいいよ」「MCという仕事もできるかも」なんて、ちょろっと(ヤボな先生としては)意外なことを言って、勉強に引き込む手もあるかも。

ヒップホップが聞こえて来そうな絵本:Yo! Yes?

リードアラウド研修生→ママ→リードアラウド・ママに@広島

4,5年前までときどき、リードアラウドの研修を受けていた広島の元書店員(洋書担当チーフ?)さん。

ママになって約2年たつこの春、リードアラウドを広島で開催した。
その嬉しい報告記を、以下に転載する。
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本日8組でリードアラウド無事開催できました!

まず、Piggiesのボードブック版の可愛さにみなさん感激されてました。
45分使って、みなさん楽しみながらしっかりリードアラウドできて、大変満足して帰っていただけました。
後半10分くらいは集中力のきれたお子ちゃまたちもいて、最後はちょっと駆け足で終わってしまいましたが…。
それでも、ぜひ次回もやってほしいという声がたくさん聞けました。
4つの約束(註:リードアラウドの)で、おうちでも実践していきます!
と言って下さる方もいました。
私もすごく、楽しかったです。
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リードアラウドのワークショップを受講したみなさん。
まだ実際のリードアラウドを試していなかったら、こんな形のスタートもある。

協力できそうなことがあれば、協力をしたいと思う。

ちなみに、今回の広島の会では、選書をキッズブックスと大島に依頼。
キッズブックスから人数分の本を購入することで、無料で解説(レジュメ)を受け取り、それを参加者に配った。

参加者からは、解説と本代+ で、1000円徴集。
会場は市民なら無料で使える会場。

わが初代「英会話」の先生はベストセラー作家~新刊が出た

『父親たちの星条旗』、クリント・イーストウッド監督の映画にもなったので覚えているかもしれないが、その原作者 James Bradleyさんが、新刊『The China Mirage』を上梓した。

アメリカは中国との関係を見直すべきと、歴史的事実を踏まえて主張する意欲作。

NYタイムズのベストセラー作が何作もある有名ノンフィクション作家だが、実はスピーカーとしてもプロ。

上のビデオを聞いて、「わかりやすい英語!」と思ったのでは?

このビデオは、司会者の「もごもご」発話や発音と、はきはきクリアなJamesさんの会話がいい対照をなしている。

Jamesさんの、どこが上手いか。

「見出し」を、ちゃんと挙げている。
指を立てて、いくつの見出しかも分かりやすい。
ひとつひとつが、浮かび上がるよう、絶妙な間がスッと入る。
発声がクリア。口の開け方がいい。
視線のくばりかたがいい。
どこが大切とか、目の開きでもわかる。
などなど。

そう言えば…、
わたしが本格的に「英会話」を習ったのは、このひとからだった。

あれは、ん年前。
Jamesさんが20代のころのこと。
本郷三丁目の英会話サロンだったなあ。

その頃から、話がうまかったけ。
外国人として英語を学ぶのに、わたしもラッキーだったのだと、今更感謝。
くせのない、いい発音ときれいな抑揚。
「ごひいき」された生徒として、よく教えてもらった。

Jamesさんは、ひとと話すことが、天職だったのだろう。
極東の歴史への興味も、その頃から。
たいへんな読書量、そしてエネルギーだった(いたずらも随分していたが)。
極東に特化したノンフィクション作家も、天職か。

よかったね、Jamesさん!

新鮮!サロンで英語絵本講座@コミュニティクラブたまがわ

二子玉川のおしゃれなカルチャーサロン、コミュニティクラブたまがわで、英語絵本の講座を始めた。

これまでの、わたしの講師歴上で最高の部屋と椅子!
これはさておき、絵本の第1冊目も、絵本史上最高の1冊、『Where the Wild Things Are』。
Where the Wild Things Are【オリジナル解説付き】

1回目が終わった。
いやあ、新鮮だった。

日頃は、英語のプロと子どもがお相手。
でもここでは、英語を絵本を介して学び直したいという、一般のひとたちだ。

日頃は強調しないこと、あまり触れないことも取り上げ、ひとりひとりに優しく手ほどきをする(プロには厳しく、だが)。

たとえば、文の構造を本文中の一文をとりあげて、主部や修飾部などと確認したり、単語単語で発音のコツなど。
英語らしさについての文化的講釈や、絵本の文学・芸術性についても。

日常で使えそうなフレーズや、映画等で聞こえる「かっこいい」言い回しへの応用などを挙げると、みなさんの目がきらきらした。

Where the Wild Things Are で、わたしの「おはこ」は、roar の読み。
これひとつ取り上げて、rの口の構造とか、roarの音がいかに吠える声に似ているかの実演をしあったりすると、みなさんの笑顔がこぼれる。

人知れず「r」の発音をどう発するのか疑問に思っていたのかもしれない。
この解説をしたところ、自分でもその音が作れるようになって、嬉しそうだった。

「the」 についても、アメリカではほぼ完全に「da」と発音しているひともいることとか、子どものなかには、「da」と綴ってしまう子までいる話なども。
「そうか!」と、発見があったようだ。

この日サロンのみなさんに会って、英語に悩んでいた頃の自分に再会できたような感じ。
しばらくご無沙汰していた自分の知識にも出会えたみたいで、リフレッシュしたよう。

集まって下さったみなさんの学びたいところは、「ここらへん」という感触が掴めた、いい時間だった。

そして、Where the Wild Things Areのような力のある絵本なら、こんなみなさんも本気で取り組めるのだ、ということが再確認できた。

サロンの雰囲気にぴったりな素敵なみなさんが、一生懸命に子どもを叱る顔を作って「WILD THING!」といったり、「roar!」と(それなりな)恐ろし気な顔を作って吠える姿、これまた素敵だった。