新年度、リードアラウド指導を見直す〜その1(身体の置き方)

新年度が始まった。
そこで、リードアラウド(RA)指導のあれやこれやを、改めて考えてみる。

まずは、イントロダクションの場面で。
リードアラウド(RA)を知っている子と初めて子が混じっている場合、先生はどこに立ち位置(座り位置)を置くか。
視線の送り方は?

RA指導研修中の先生が陥りやすいワナがある。
緊張するものだから、顔見知りの子を見るとそっちの方に、本当に物理的に寄ってしまうのだ。

先日もこんなことがあった。

その日が初めて、という子がいるクラス。
先生は、馴染みのある子の前に座って「親し気に」話し始めた。

自分が、知り合いのいないクラスに入った生徒だと想像して欲しい。
先生はそんなつもりがなくとも、他の旧知の生徒と「親し気に」見えるだろう。

そんな寂しい思いをさせたら、緊張もとれない。
先生は、すっかり馴染みの子の方に向いている身体を、新人の方に近づける。
そして、新人のほうに開くべきだ。

実は、教室全体を大きく視野に入れていれば、自分が偏っていることがわかるのだが、視野も狭くなっているから、気づかない。

RAには、いつも初めての子がいると思おう。
その子たちは、とても緊張している。

先生が緊張して身体を閉じたら、子どもだって閉じる。
緊張を見せない身体の動きを身に付けたい。
視野は広く、全方向的に。200度は視野に入れたい。

そして身体は開く。
鋭角ではなく鈍角で、身体を動かす。

子どもを、「置いてきぼり」の気持ちにさせてはいけない。