「英語で夢を見た!」〜短期留学から戻った大学生

T君の英語を月に1回程度、指導し始めて3年目。
そのT君が、大学4年生進学直前の試験休みを利用して、アメリカ、ポートランドで英語学校に1ヶ月語学留学して帰国した。

わたしとのレッスン中は、以前から英語ですべてを話すが、それがこの日、なんとまあ滑らかなこと!

最初は、彼の「えい、やっ」というかけ声が聞こえそうなくらい、頑張って頑張っての英語だったのが、この帰国直後のレッスンではずっと自然に。
楽々という趣まで漂う英語になった。

4週間、ひとことも日本語を使わなかったようだ。
サウジアラビア、ペルーからの留学生らと、夕食作りやら授業以外でも、楽しく(英語で)交遊したらしい。

しかし、アメリカに到着して2日間くらいは、「悲惨」だったという。
英語が聞き取れない。
でも、もんもんとするうちに、だんだん「聞こえてきた」。

そうそう、その感覚!
同様な感覚を、わたしも思い出した。

ウワッーと流れ込んでくる英語音声は、始めはただの音の洪水のようで意味をなさない。
それが、徐々にところどころの言葉から、「目鼻立ち」が見えるというか、聞こえてくるのだ。

2日程度で、それが感じられたのはずいぶんと早い。
授業が月曜から始まって、その週の金曜日には、何をやっているかついていけるようになったと言う。

そして2度目の金曜日、ついに英語で夢を見て、「よっしゃ!」と思ったらしい。

わたしの見込んだ通り、またはそれ以上の効果を上げてくれた。

英語に不安げで頼りなさそうだった2年前の顔とは、別人のような、この日のT君は、ぴかぴか生き生きした顔だった。

この分だと、名門校のMBA目指すのも、夢ではないぞ。
わたしの気持ちも、ぴかぴか!