2013年度末アセスメント結果〜キッズブックス英語スクール

スクールでは、年に2度ほど、北米の小学校で使われているassessmentsのひとつを使って、指導の進み(指導者と生徒)を客観的にも評価する。

1回目は、夏休み前。そして2回目は年度末の3月。

全員が、1回目のときにあてはめたネイティブの学年を上げた。
G1(北米の小学生1年生)向けの問題文を使った生徒はG2になど、より上の学年の問題文に挑戦させた。

結果が出た。
そこには興味深い傾向がみられる。

Readingの評価はいくつかあるが、そのひとつWord recognition accuracy(単語認知の正確さ)が、問題文のレベルが上がったにもかかわらず、全員80%以上だった。

同時にはじき出される読む速さ(1分間で正しく読めた語数, wcpm)は、目指す学年の「ネイティブとしての目標」よりはやや遅い。
また、実際の学年が上がるほど(年長になるほど)、ネイティブとの差が大きくなる。

また、「流暢さの評価(Reading fluency-Expression)」については、
全4項目について全員が評価を下げた。
しかし、これは当然といえば当然の結果である。

文章が難しくなると、単語を読み下すことに気をとられる。
抑揚がなくなったり、句切りがよくなかったり、ペースも適当でなくなるものだ。
意味がわからないところが増えれば、表現もあいまいにせざるをえない。

おかげで、これから1年のやるべきことがはっきりした。

今回挑戦した学年は、目標学年としては適当なのでそれを目標とする。
そこで、その学年の目標値にふさわしい、Fluencyを獲得するために、語彙と多少複雑な構文の入った本を、リードアラウドを通して精読する。

ところで、今回の評価の結果は、簡単に言うと生徒は「読めるけど、意味がわからない」状態にあるということ。
これが、実は「凄い!」。

「読めない」→「読める(読み下せる)」→「意味がわかる」
というネイティブの子どもたちがたどる過程と同じなのだ。

これまでの多くの日本人の英語学習者は、「読めないし意味もわからない」状態で英語の大海原に放り出されてきた。
一過程飛び越して、学ばされてきたので、大変だったのだ。

ちょっと難しくても読むだけは読めるし、学年を下げれば意味もわかるスクール生。
よく頑張ってくれているなあ。

次の1年で、より実学年に近づいたレベルの文を「意味がわかる」ところまで引っぱるから、ついてきてね!

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