読者数が減っている夕刊の短期連載コラムだったので、読んだ人は少ないかもしれない。
朝日新聞の夕刊第1面に先日まであった「英語をだどって」。
ぜんぶ捕まえきれなかったが、今、手元にあるのはその9(2013.11.19)。
国際オリンピック委員会総会で、プレゼンターのひとりだったパラオリンピック選手佐藤真海さんの英語についてだった。
海外に行く機会が多い佐藤さんは、どんどん英語で海外で出会う人たちに話しかけた。
そこで、「すぐに、もごもご、ごにょ、ごにょと自信なさそうに話すのでは伝わらないと気づいた」という。
日本語風の発音が残るという佐藤さんが、イギリス人トレーナーには「英語に聞こえる、伝わる、それでいい」とOKをもらえた。
「発音よりむしろ大事なのは、どう気持ちを込めるか。
伝えたいという思いをどう乗せるかだ」と、指導されたという。
ここで、「したり!」とわたし。
リードアラウドとして、とても大切にしている点が、上記のトレーナーが言っていることとまったく同じだ。
おまけに、わたしがリードアラウドをやる主な対象は、今のところ子どもなので、発音に関してはまったく問題ないときている。
鬼に金棒ではないか。
リードアラウドが身に付いた子ども達なら、伝わる英語、すなわち気持ちが込められた英語が使えるようになるゾ!