研修生・リードアラウドワークショップ(指導者向け)参加者から、力強いたよりが。
「(前略)
(私がやってきた)視覚障害者への音訳というのは原書に忠実に、内容を深く読み込んで、且つ淡々と読むことが良しとされています。
セリフの部分に多少の工夫や声色をつけたりの「遊び」はありましたが、
「私たちのは朗読劇とは違う」という意味のないプライドもありました。
リードアラウドではそれ迄の日本語の朗読経験がとても役立ち、一年目のWSでは英語で巧く美しく読める自分に有頂天になっていたのでした。
しかし実際に小学校や老人ホームで体験させて頂いたことで、自分の持っている「朗読技術」だけでは太刀打ち出来ないと思いましたし、録音機の前でその先の聴き手を全く意識せず読んでいたことも深く反省しました。
そして、、、
本当にその本の楽しさを伝えようとするなら時には歌ってしまうのもありなんだ!
リードアラウドではそんなことも出来る自由さがある!
と教えて下さった。
衝撃的でした。
同時にこの瞬間、リードアラウドの真髄が解ったのだと思います。
もともと英語は豊かな表情、表現の文化の言語で、発声からして無表情・あうんの呼吸の日本語文化とは対極にある言語です。
指導者は発声は勿論のこと、「豊かな表情」の練習も必須だと気付いたのです。
それにつけても、リードアラウドって凄い!
究極の英語指導法だと思います。
私も伝道師になるべく研鑽を積みたい。
まずは「面白顔作り」から!
そしてこれは機械録音する際にも役立つはずです。
色々な気づきのあった実り多い一年。XX歳(伏せ字!)にして新たな学び体験。
本当に有り難いことです。」
わたしからも、いっしょに学べて、本当に有り難いことです。
みなさん、どうもありがとうございます。