The Happy Dayをリードアラウド

次回のワークショップの課題、The Happy Day
高みを目指す同志に、いつも分かち合える「発見」をと心がける。

この1949年に出た古典、今日まで読み継がれて来た魅力や力があるはずと、わたしなりに読み込んでみた。
そして今日、やっぱり凄いと、いくつかの発見を並べて、感じ入っている。

 わたしの「読み込み」を、参考までに:
 1.時間的余裕を持って、「ただ読む」の日を続ける(2ヶ月前くらいから?、出来るだけ1日1回のペースで)
 2.机上で、じっくり読む。知っている言葉も、再確認。
 3.1ヶ月を切った頃、録音し、再生して気になるところを、見つけ、直す。
  直しては、録音、再生。修正する。
 4.その日のベストの録音を残す。
 5.日を改めて、その旧ベストを聞き直し、さらに気になるところを直す。

本書、作者Ruth Kraussは、考える人だなあ、という感慨を持った。
そしてそんな理知の部分を、跡形もなく消した仕上がり。
ミニマル、必要最小限の表現と、文にシンクロさせ、かつ想像と遊びの余地を残した絵。
うーむ、うなってしまった。

次回参加のみなさん、既習の2冊から学んだ次のことを本書でも生かせるよう、練習してみてください。

・朗読の立体化、本の「気分」を声に乗せる
 sniff, runを、立体的に、場面がイメージされるか。
 どういう「気分」か。それが、声に表れているかを客観的に聞く。

・子どもらしい、自然な表現
 本書最後のせりふで、ピカーンと子どもの声を。

・予習として、物語の構成を考える
 「序、破、急」は、どこで?

今日も、絵本でエネルギーが湧いてきた……。

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