It Was a Happy Day:5月のワークショップ

今月のリードアラウド・ワークショップが終わった。
The Happy Day を使って、朗読と指導法を研鑽すること3時間。
終了後は運動を終えた後のような悪くない疲れを感じたと同時に、it was another happy day for us。

「なんでこの本が選ばれたのか?」「単調な繰り返しのようで、難しい」など、参加者からの前評判が聞こえてきた課題の絵本。

ひとりひとりの朗読を聞いて、再確認したのは、読む速さと間の取り方の難しさだった。
朗読者は、まず「自分時間」と、聴く者の「視聴時間」、感じ方が違うことを知る必要がある。
そして、それを一致させるには、朗読者が問題意識を持ち、調整法を体に覚えさせる。
問題意識は、「聞く耳を持つ」ワークショップ仲間に「速い」と指摘されることから始まる。
また、仲間のを聞いて、我が身を振り返る。

丁度いい速さと間の調整は、朗読しながら頭の中に情景が自動的に浮かぶと、自然に出来るようになる。
文と情景を結びつける反射神経(?)のようなものは、練習で育てなければならない。
わたしの場合、「文を念じて絵を脳裏にあぶり出す」ような、ちょっと辛い練習時代があったおかげか、今は、読みながら、かなり「ぱっ、ぱっ」と絵が頭に浮かぶようになった。

この日の朗読のハイライトは、読み分け。
それをすることで、楽しさがびんびん伝わる本だということが、実感出来たようだ。
本文はほとんどがナレーションなのだが、5役に分かれて読んだ。
みるみる、本が立体的に、生き生きしてきた。
飽きる間がない。

「うーむ、ここには役者がそろっている」
と驚嘆……。
ひとりで読むと、まだ課題が残るみなさんだったが、さすがに実力派。
解釈を深め、個々の練習をして後の読み分けは、聞いていて、素晴らしく楽しいものだった。

ただし問題は「5人寄れば」というところ。
ひとりで読むと単調になるところが、5人だと上手い。
これを、「ひとりで上手い」にしなければならない。

しかし、この本の楽しさが伝わったところは、大きな収穫だ。
「楽しい本でした!」
「こんなだとは、思わなかった」

これらを味わったみなさんが、次回にひとりひとりで5人分を再現するのを見るのが、わたしの楽しみ。
うひひ。

休んだひとは、大変!
前回のPiggiesの仕上げと、自分なりのThe Happy Dayも作って6月に。

そして、そして。
6月の課題書もある。
あの名作、ロングセラーにして「難書」の
Goodnight Moon
自分の子じゃない子にも、どう楽しく聞かせるか。
どう楽しく教えるか。
予習については、別の日に。