子どもの英語力評価:キッズブックス英語スクールの考え

できたてのほやほや(2010年初実施)なので、まだ用心は必要と思っているが、「TOEFL Junior」の登場のニュースを読んで、「待っていました」の印象を持った。

英語絵本リードアラウドを柱にした、わがキッズブックス英語スクールは、英語圏小学校用の評価方法を応用した「アセスメント」を採用している。
これで、主に自分たち指導陣の指導が子どもたちの力を伸ばしているかを、定期的に評価している。

しかし、この他に Global assessment、英語を学んでいる非英語圏の子どものなかでの英語力評価も、あったらいいなと考えていた。
指導をさらに客観的に評価出来るし、英語教育で迷う親御さんの心のよりどころになるかもしれない。
子どもによっては、自身のやる気に繋がるかもしれない。

そこに登場したTOEFL Junior。
TOEFLは、英語圏への留学経験者ならみんなが知っている英語力評価テスト。
母語が英語でない対象者が、英語圏の大学で十分な英語運用能力があるかどうかを、点数で表す。
非営利テスト開発機関、ETSが開発し、おおよその英語圏の大学で採用されている。
何度でも申し込めば挑戦出来る。
(アメリカ人高校生の「センターテスト」のようなSATも、非英語圏のビジネス人英語力評価テストのTOEIC、大学院進学希望者用のGREも、同じETSが開発し管理運営している)

新登場したのは、そのTOEFLのジュニア版、12〜15歳向けのものだ。

次のような3つの柱を立て、英語力を測るとうたっている。
Listening Comprehension:
Ability to listen for basic, interpersonal purposes
Ability to listen for instructional purposes
Ability to listen for academic purposes
Reading Comprehension:
Ability to read and comprehend academic texts
Ability to read and comprehend non-academic texts
Language Form and Meaning:
Ability to demonstrate proficiency in key enabling skills, such as grammar and vocabulary, in context

これら、英語運用するには、もっともな力だ。
わがスクールが目指している、そのものでもある。

「これを中学生の時点で測る必要があるのか」という議論もあるだろう。
しかし、英語検定などで浮き足立った日本の英語教育界を現実的に考えると、「TOEFLなら」とも思った。

長い経験、多くのデータ、公正さなどで信頼されている非営利の機関ETSだが、韓国や日本の企業と提携して運用するこのTOEFL Junior でも、TOEFLやSATと同様に信頼に値する存在でいてくれることを望んでいる。

「Fluent readersを育てる」をうたうわがスクールも、身体的な英語表現力の他に、このTOEFL Juniorが測るのと同様な英語力指導を目指している。
今は小学生は低中学年クラスだけなので、まだacademic textsは少ないが、おいおい高学年クラスが開設可能となれば含めることが出来るだろう。

そして……
たくさんの英語絵本リードアラウドを通して、英語表現を「咀嚼(そしゃく)」した子どもたちが中学生になって、「さあ英語力はどのくらい?」と興味を思ったら、このTOEFL Juniorを受けてみる……。
その時、子どもも、親御さんも、指導陣も「ウホウホ」に。
そんな結果がでる、芯がありながら笑いのある楽しいクラスを重ねて行こう。

さあ、新年度!
そして、来れ新人