英語絵本リードアラウド、朗読と指導の間

リードアラウド(RA)に興味を持って下さり、英語絵本の朗読や指導法研鑽仲間のみなさんが、実際にRAをする場面を見る機会が何度かあった。
そこで、ある共通する傾向に気づいた。

本を通しで朗読すると、読み方はかなり磨かれて来ているのに、子どもたちへの指導を挟むと、あれれ。

聞く人の頭の中に、場面も登場人物も浮かび上がらない、ただ正確なだけの、平坦な読み方になる。
または、物語とまったく関係のない、違和感のある抑揚をつけた読み方……。

これは、何だ?どうして?
あの、みなさんの素晴らしい朗読はどこへ?

こうした読み方は、世間ではよく見られる読み方で、わたしを含め大抵の人が陥っていたものだが、やっと、それに気づいて、そうでない方向にいっていたのに。

この「先祖返り」の理由を考えてみた。
それは……
1. 指導を挟むので、朗読の集中が切れる
2. 指導の場になり、ついやりなれた以前の指導法が顔を出した

せっかく身につけた表現力(朗読力)は、指導の場で使うがためのもの。
いつでも、それこそボタンひとつで、臨場感溢れる表現を子どもに聴かせたい。
そうすることで、子どもが不慣れな英語の意味を直感的に理解したり、英語で表現することを楽しいと感じたりしてくれる。
これぞ、リードアラウド。

わたしの今後の課題は、みなさんが子どもたちを指導するときに、より表情豊かな本文の朗読を、より滑らかに指導の間に挟み込んでいけるようにすることかなと思う。