もっとブックフェアを!〜キッズブックス英語スクール

ブックフェアというもの、日本でもインターナショナル・スクールなどでは開催されている。

でもその活動が、販売だけでなく識字運動、読書運動と結びついているということが、日本の学校や親には、なかなか感覚的にわからないようだ。

イギリスでの本事情を伝える記事に、そのブックファアが取り上げられていた。

(ある出版社は)イギリスとアイルランドの各地の学校で「ブックフェア」と題した本の展示即売会を年間13000件開催、400万人以上の子どもたちに本を届けています。移動できる陳列台に、200タイトルほどの本の表紙を見せて展示販売。学校側は協力料として、手数料や無料の本を受け取るというシステム。学校で行われるこうした「ブックフェア」は、ほかの業者も含めて近年増加しています。

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どう役立つ?シアターゲーム〜リードアラウド研究会

2年ほど前に出会ったシアターゲーム or Improvisation。

リードアラウドでの朗読と指導法、両方に役立つと、最近はますます思うようになった。

演技者にシアターゲームを勧めるわけとして、以下のようなことが書かれていた。

これを読んで、やっぱり…と納得。

以下、引用と大島のコメント。

シアターゲーム、インプロを学ぶと…

1. セリフのない部分の演技が出来る
2. セリフの行間を読める

「セリフ」は、リードアラウドで言えば、本文、にあたる。

本文がないところ、これまで「さあ、空気を読もう」
と、言って来たところだ。

ここを、シアターゲームで培った力があれば、さらにふくらませることが出来る。

3. 共演者、お客さまの空気を読める

そう!

ふたり組でリードアラウド指導をする場合のチームワーク、難しい。

いつつっこんだり、リードを交代したりするか。
相手の空気を読めないと判断ができない。

「お客さま」、つまり子どもたちの空気も読まないと、退屈させたり緊張させたりして、楽しいという印象づけができない。

4. 共演者の微妙な演技の変化にあわせた演技ができる。

これも然り。
協同作業は難しい。

5. 演出家の急な要求にも対応できる。

おっと。
わたしのワークショップでの「要求」が、即興で変わった時にも効くらしい。

2月11日シアターゲーム・ワークショップ開催

吉田兼好さんに励まされる~リードアラウド研究会

天下のものの上手といへども、始めは不堪(ふかん)の聞えもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。

されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埓(ほうらつ)せざれば、世の博士にて、万人(ばんにん)の師となる事、諸道かはるべからず。

(天下のものの上手といっても、始めはヘタクソの評判もあり、ひどい欠点もあった。

しかし、その人がその道の規則・規律を正しく、これを大切にしていい加減にしなかったので、

いつしか世間から認められる権威となって、万人の師となる事は、どんな道でも変わるはずはない。)

『徒然草』第百五十段

1月7日の発表会、みなさん、頑張ろう。

Wonder-ful、冬の発表会報告その2〜キッズブックス英語スクール

wonder(驚き)が ful(いっぱい)だった、スクールの発表会。
2〜3年通っている生徒たちの成長にも驚かされた。
確実に、そしてほぼ正確に、本文を読んでいる。
正確に読もうと神経質になりすぎると、表現が平坦になるーーというか、読みが平坦だということは、内容よりも文字面を追っている証拠。
文が長く、語彙も上等な本になると、解読に頭がいって表現がもう一息なところもある。
それでも驚かされることがたくさんあった。

Night Animals
顔がときにピクピク無意識に動くほど緊張することもあった、Nちゃん。
今回は一回、豹変する場面が!
『Night Animals』のBatの役のときの台詞、「STOP」が真に迫った。
実にalarmingな、大きな声だ。
人前で大きい声が難なく出せる子もいるが、そうではない子どもにとって、一回でもできたということは、非常に大きなステップだ。
Nちゃんに心から拍手。
これがきっかけになって、表現が表出しやすくなる予感がする。

My Teacher Is a Monster! (No, I Am Not.)
そして、Tくん。
毎回、発表会を機に、進歩の階段を一段、大きく上る。
『My Teacher Is a Monster』は、ネイティブでも1年生でやっと読めるレベルの本だが、これで一段、高みに上がった!
センテンスは、「It was the longest paper airplane flight in history」なんて長くて難しいのが、ちらほら。
それを堂々と読んだのには、驚かされた。
「Oh, you are my hero!」と叫んだ登場人物Ms. Kirbyの気持ちだ。
ありがとう!

A Is for Salad
この日、学校行事でお休みしたN.S.ちゃん。
『A Is for Salad』のアクティビティのカルタ取りで、読み手(声の出演)をした。
録音は一発、取り直しなし。
お見事だった。練習の成果だろう。
明瞭でありながら、ちょっとイタズラっぽい言い方などまぜて、表現豊か。
なかなかの役者である。
There Is a Bird on Your Head!
『There Is a Bird on Your Head』のPiggie役ははまり役。
あたりまえだが、自然な子どもらしさ、小学生の女子っぽさが、なかなか大人にまねできない素晴らしさ。
みなさんの前で披露できず残念だった。
年度末の発表会に期待したい。

中学生とリードアラウド〜Mさんの報告

以下はMさんの報告です。
大島の補足・コメント付き。

近所の中学校と地域との交流イベントに参加してきました。
私は始めの一時間でRAを担当。

やって来た生徒は一年から三年まで雑多に20名。(男子6名、女子14名)

入り口で1st nameを聞いてネームシールに書いて胸に付け、飛んで立って姿勢チェック。

垂直に立っているか、肩甲骨を広げているかのチェック。

ストローの呼吸

鼻から吸って口から、細く長い息を吐く。

あくび発声

想像上のゆで卵を、立って大きな口を開け、あくびをする要領で声を上げながら、ゆっくり飲み込み、へそ下三寸の丹田まで送り込む。

ブラブラ体操54321

シアターゲーム:Shake out

ペアーでAーZを交互に言う

シアターゲーム:A to Zなど

>
導入部分で大島流ウォーミングアップを取り入れたところ始まりから和みの雰囲気が漂いました。

読み聞かせを一方的に聴いて寝てようという腹づもりのあった生徒はびっくりだったかもしれません。

I Went Walking

I Went Walkingを中学生とどうRAしてゆくか、シラケムードにならないかとても不安だったのですが、綿密に、計画を立てました。

Mさんは、『I Went Walking』を20冊あまり蔵書して、リードアラウドのお呼びがかかったときは、ひとりひとりに貸し出している。

先ず、いろいろな声を出して楽しむことに重点を置き、
五歳の男の子、
シャイな10歳の女の子、
東北訛りのおじさん、
ドラえもん、
この中学校の校長、
二十歳のラッパーなどになり、
日本語でペアーの一人に言わせ、相棒が真似てI Went Walkingを言う、など普段の英語の授業ではやらないようなことを取り入れてみました。

キャラ造型をさせた。ツボは、日本語でまずそのキャラっぽく言うこと。それをそのまま、吹替えのように英語に直す。
傑作で、ときにお腹がよじれるほどおかしい。
簡単な英語のせりふほど、みんなが楽しめる。
中1でも中3でも、英語力というよりは演技力が試されるので、普段は英語で肩身が狭い生徒も輝くチャンスがある

リーダーズシアター

朗読劇:役に分かれて本を読み合う

では、なんと五歳の男の子とその父(二十五歳のラッパー)という設定で、ラップのリズムに乗せて読み合いをしたのです。(間に二拍入れる)
最初はかったるそうにしていた男子たちも大きな声を出して最後まで読みきったのには感動しました。

正統のリードアラウドの方法からはやや外れてしまったかも知れませんが「教科書以外に英語の文章に触れたことが無い」という彼らにとって、ラップのリズムに乗って英語の絵本を読んだ今日の経験は、記憶に刻まれたに違いないと思います。

その後、『The Polar Express』の朗読まで披露してきました。

緊張せず読めたのは、何度も肝を冷やした神保町での経験があったお陰です。

The Polar Express 30th Anniversary Edition