新しい子どもたち〜Reading Fluencyアセスメントから見えること〜その1

キッズブックス英語スクールの第1学期末に、スクール生と体験生数人ののアセスメントを終えたところだ。

「ほんの3分でわかるreading fluency」とうたい文句になっているように、北米等英語圏の小中学校の先生も使う簡便なアセスメントだが、本当にこれだけでもかなりのことがわかるから、いつも感心してしまう。

このアセスメントを通して、英語に関して20~30年前にはほとんど見られなかった新しいタイプの子どもたちの存在も見えてきた。

まずは、スクール生から。

・まったく英語を読めない4歳で始めた生徒が6歳になって、2度目のアセスメント。

1回目は何をするのかがわからず、きょろきょろしていたのが、今回は「さあ、やるぞ」の表情も垣間見せたのには、たまげた。

絵本のなかではなく、英語の文字だけ書かれた文の中に、読める字を発見できたということが、6歳には発見だったようで、その本人の驚きや喜びが伝わり、ちょっと胸を熱くした。

→(6歳で英語の言葉が読める、純日本育ちの子ども!)

・もうひとり。
本年度に中学生になって、学校でも英語の授業が始まった生徒の英語の成長も興味深い。

ネイティブ4年生用(G4)の文章を使っての、アセスメントだ。
昨年度末3月に、ネイティブ3年生(G3)を修了してたった3ヶ月後だが、G4も約90%の正確さで、fluencyもそこそこで読めた!
このスピードは、やはり中学校の英語で、英語を使う密度が上がったおかげだ。

ただ、思うようについてきていないのが、語彙力。
まだG2レベルだ。

リードアラウドでの英語で、なんども表現をしながら学んだ語彙はいい。
だが、数がネティブのG4まで、なかなか追いつかない。

文字の多い本も3月から併用しているが、まだまだ密度が足らない。

英語読書を通して新しい語彙との出会いの場を増やすのと同時に、新年度から開始した、新語彙を使ってのwiringとspeakingでは、学んだ語彙の定着を図りたい。

ここで、特記事項がある。
それは、スクール生以外に、体験生たちにアセスメントをしたおかげで、見えた特徴だ。

スクールで5年学んできた本生徒は、文章(passage)全体の意味を大づかみするのに秀でているということ。
読解力が相対的に高い。

この生徒の優秀さがそうさせるのか。
それもあるだろうが、でも、ちょっとはリードアラウドのおかげ?と思いたい。

本人曰く「(はっきり意味がわからなくても)なんとなく、こんな感じかな、っていうのがある」。

語感というか、聞いてそこにある感情から、ある程度、意味をすくえるのだと思う。

素晴らしいこと!

これも、絵本を読み込んで意味を考え、自分でも表現してきたから、とわたしは思う。

→(中学1年1学期にして、英語の語感を感じられる、純日本育ちの子ども!)

(つづく)