Improvisation(インプロ)とリードアラウド指導~フレディ・マーキュリーに学ぶ

子どもの教育現場で使われる時は、シアターゲームとも呼ばれるのがImprovisation(Improv)。
演劇研修で発達した、即興のアクションとその訓練のことだ。

この夏はインプロの本場、アメリカで、ワークショップに参加している。
おかげさまで頭の中は、いかにインプロがリードアラウド指導に直結しているか、または、表現を豊かにする方法と英語教育をどう効果的に結びつけるかなどの考えでいっぱいだ。

こうなると、見るもの聞くものすべてが、インプロに関係しているように思えてくる。

意外だったのは、ロックのパフォーマンスとの関係。

何万人(特にFreddie Mercuryがいたバンド、Queenの場合は10万人を越えることも)もいる会場の人々を「参加」させるFreddie Mercuryという人の、声もそうだが、なんといっても卓越したインプロ能力。
今のわたしには、よく分かるようになった。

英語がわからない国々もツアーして、どこでもこの盛り上がり。
(日本人のライブのように、従順というか、お決まり的に「盛り上がる」、いってみれば大人の群衆とは違った、ワイルドな群衆、「子どもな」群衆でこれだ。)

ボディランゲージ。
エネルギー。
聴衆を喜ばせたいという心。
歌唱力。
言っていることがよく分からなくても、すべてに力があるから聴衆が参加し、みんなが繋がる。

天才だ。

以下は、ナショナル・ジオグラフィックが作ったFreddie Mercuryの伝記。
晩年まで、パーティ会場などには親しい友人と一緒でなければ入れなかった生来の恥ずかしがり屋が、同時に天才的パフォーマーだということ。

インドのゾロアスター教徒の少数民族に属し、アフリカ生まれのインド、ボンベイ育ち。
英国式の男子寄宿舎のある坊ちゃん学校卒、という文化的に複雑な生い立ちなども語られている。

コミュニケーション能力の高さは、異文化圏育ちということも関係しているのではと思う。

たいそう興味深い。