親子で学ぶ英語絵本リードアラウド、キッズブックス英語スクールで秋一番に読み始めた絵本は、『My Many Colored Days』。
この本ではcolorsと、それがイメージするemotions、そしてたくさんのemotionsを持つ自分を知るということがテーマ。
emotionを表す言葉が色とともに登場するが、それを「棒読み」したら読むのも聞くのもつまらない。
おまけに、意味が身体に入って来ない。
気持ちを説明しても、年少者には文字通り「ぴんと」こない。
こんなとき、シアターゲームが有効だ。
本を通読する直前に、「Color Ball Game」のちょっとアレンジしたものをした。
本に登場する色を、それに表される感情を込めて、想像上のボールに込めて「投げ」合う。
たとえば、happyな気持ちで「Pink ball!」と投げて、受けた人が「Thank you」と言い、次のだれかに同じballを放る。
やってみると分かるが、うかれてhappyな気持ちでpink ballなんて、見えないボールを投げているうちに、大人も「きゃっきゃっ」としたcrispな気持ちが出てくる。
子どもはなおのこと。
想像で遊べる、言葉で遊べるのは、もっとも人間らしいことのひとつ。
これが人間に備わっていて、今まで残ってきたからには、きっと何かしらの効果があるに違いない。
気持ちもよく、emotionsも身体で覚えて、シアターゲームはいいかもしれない。