リードアラウドと「Impro」(improvisation)またはシアターゲーム

「インプロ」という言葉がある。
impro、improvisation(=即興)のことだが、よく演劇の世界で使用される言葉だ。

演劇は、直感による即興に通じることで、すぐれたものになるという考えから、このimproを学び磨くクラスやワークショップが、世界の俳優訓練の主流になっている。

リードアラウドをわたしが始めたきっかけのひとつに、絵本読み聞かせの世界の「うそくさい読み方」への疑問があった。

どうにかして、自然な読み方にしたい。
そういう読み方をする指導者仲間を増やし、子どもたちに自然な読みを聞かせたり、そういう読み方を指導したい、と思ってきた。

「演劇の世界での『うそくさい演技』や表面的な演技を、自然な演技にする訓練に、improvisationが使われる」とあるのを見つけ、「これだ!」と膝をうった。

これまでのリードアラウド指導の、本の解釈を深めてよりfluentな読み方をするという方向性も正しいと思う。

ただ、頭でそれなりに解釈ができても、体がどうもついてこない、表面的な読み方になってしまう、という場面に遭遇することも少なくなかった。

ならば、読解を深めるのと同時に、improvisationの訓練もしてみたらどうだろう。

指導者向けワークショップでは、指導者自身の「朗読力」磨きと平行して、「指導力」養成もしている。
その「指導力」の養成で思うことがあった。

生徒のアクション、発言に対しての、指導者のアドリブ力の不足だ。
…これも、即興(improvisation)に関することではないか!

アドリブ力は、観察力、集中力、対応力などから生まれる。
これは全部、improvisationで磨けるらしいのだ。

よし。
まずは指導者たちと、improvisationを試してみよう。

そうそう、improvisationのまたの名を、Theater Gamesと言うのだった!
なーんだ、である。

インプロ、シアターゲーム、どちらにしても、しばらく実際にやって、その効果を見てみたい。

シアターゲームのワークショップ!新設。大勢の方の参加をお待ちしています。
会場は、身体を動かせるように大きめなところを用意します(いつものビルの中の集会所)。

英語指導者のためのシアターゲーム・ワークショップ