New Yorkと絵本〜『Two Eggs, Please』

えほんの紹介コラム『英語えほん千夜一夜』を朝日ウィークリーに連載している。
次回の紹介は『Two Eggs, Please』。
Two Eggs, Please.

これはニューヨーク(NY)市ダウンタウンのとあるダイナー(食堂)の午前2時頃が舞台、という珍しい設定の、英語入門者でも読めそうな絵本。

NYに住む多種多様な文化を背負った人々が、ダイナーにやって来て、みんな同じく「two eggs, please」とオーダーするのだが、それぞれ違った好みの料理法を頼む。

the sameとdifferentがテーマ。
アメリカ市民でNY住人という点ではthe sameだが、それぞれライフスタイルがdifferent。

文化の多様性が生きる街NYのエッセンスを、ダイナーの朝食に集まる「人々」で表現した秀逸な絵本。
大人を唸らせると同時に、登場する「人々」を全員動物に置き換えることで、子どもにも親しみやすい。

この絵本を読み直したあとで目に止まったのが、Maira Kalmanのこの記事

もう一度人間に生まれたら、今度はNYに住んでエキセントリックに生きてみたい。