Sibling RivalryとThe Three Bears~キッズブックス英語スクール

スクール、本年度を締めくくる絵本は The Three Bear
雪ニモマケズ、といきたいところだったが、45年(?)ぶりの大雪で、先日のスクールは休校。
代わりにスカイプを利用して、インターネットで生徒たちと「交信」して、本書を読んだ。

最近、弟ができたばかりの4歳ともリードアラウドしたが、実はどきどきものだった。

というのは、この話、クマの一家はPapa BearとMama BearそしてBaby Bearの3匹家族。

「もう4歳」だが、「まだ4歳」でもある。
弟が家族に入ってきて、複雑な心境のはず。
心理学でいうところの、Sibling rivalry(きょうだいへの競争心)が少なからず芽生えていると想像する。

「Baby bear」を読むたびに、わたしはちょっとびくびく。

物語を子どもが我が身に照らし、弟が「baby」だから、
ー自分が除外されている
と思ったりしないだろうか。

または「Baby bear」を自分と重ね、3人できっちり完結している家族に、4人目は邪魔だと思ったりしないだろうか。

Goldilocksという女の子が森で迷い、留守中のこのクマ家族の家に上がり込んで、おかゆを食べたり、イスを壊したり、図々しくbaby bearのベッドで寝たりする古典の物語だ。

もしかすると、Goldilocksが楽しい3匹(人)家族の「破壊者」を象徴していると、とらえないか。

本書で何度も繰り返される「Papa bear, Mama bear, Baby bear」の読み方を、小学生の生徒たちとは屈託なく、「Baby Bear」とアクセントを置いて印象的に読むようにした。

4歳児の心は、わたしにはミステリー部分が多い。
彼の心に、この話はどう写っているのかなあ。

「Baby bear」、何度も、おまけに大きい声で読んでも、心穏やかですか?