子どもが好きなもの〜リードアラウドのヒント

4~8歳の子どもたちと、ブックハウス神保町でリードアラウドをした。
使用絵本は、『More』。More

「あくび」ゼロはもちろんのこと、子どもが元気になったいいセッションだった。
元気になってくれた理由を、この特に元気だったセッション後に、考えた。

答えは単純化すれば、
●問いかけ
●雑学
だろうか。

尋ねっぱなしのような60分だった。
「今日はここに何しに来たの?」と、ドキッとさせ
「リードアラウドの約束って?」
約束が分からなければ、
「その約束どおりに読むのと、約束に関係なく読むのを聞いてもらいます。何が違うかな?」
「今の先生の読み方、どんな感じがした?」
「この鳥、どんな気持ちだと思う?」
「この場所、どんなところかな?」
「鳥(magpie:カササギ)が拾ってきたもの、英語で名前を言えるものある?」
などなど。
振り返れば、よくもまあ、尋ね続けたものだ。

そして雑学。
鳥の種類、英名と和名はもちろんのことだが、その習性を下調べしておいた。
たとえば、(言い忘れて、書店のお兄さんが付け加えてくれたが)キラキラ光るものを集める。
頭脳が発達していて、鏡に写った自分を認識できる。(鏡に自分を映しているところを描いたページ探しと繋いだ)。
拾い集めたものの英語名(おしゃぶり、チェスの駒のひとつrookなど)

時間に余裕があれば、いくらでも披露できるように準備をしておきたい。

子どもは生きもの、個性も機嫌も相性もある。
二度と再び同じセッションがないのは、演劇公演とも似る。
また、「学習」でもあるので責任がある。
台本がない、あったとしても台本どおりにいかないところは、演劇よりもっと恐ろしい。

問いかけと雑学は、子どもという好奇心旺盛で活動的なひとたちが、「楽しい」と感じる要素だ。

はっきりとそれを認識して、いつも楽しいものになるリードアラウド指導技術を、指導者向けワークショップでも高めたり広めたりしていこうと思う。