スクールでのリードアラウドは、アクティビティも

書店でのリードアラウドは、一期一会に近い。
子どもも緊張しているから、緊張をほぐす時間を入れて約60分が、1冊リードアラウドするのにちょうどいい感じだ。

二子玉川で開いている小さなスクールでは、生徒がほぼ毎週継続して学んで行くので、自然に慣れが生じる。
善し悪しだ。
リラックスして、知識吸収にとてもいい環境だが、指導者として気をつけなければならないのが、生徒の飽き。

こちらがそのパターンを理解して、うまく先回りして防ぐ。
あの手、この手で、学習的刺激をすることが必要だ。
普通にしていたら、どのくらい飽きずにもつか。

1.未就学児なら30分未満、
2.就学したては30〜45分、
3.それ以上大人まで50~60分
経験的にはこれらが、リードアラウドというか1つのことで飽きない限度かなと思う。

そこでスクールでは、正味60分授業の6〜9歳のクラスでは30分たったところ、正味90分授業の8~12歳のクラスでは45分たった頃に、休憩を入れる。
そして休憩後、たいていはその日のリードアラウドする本に合わせたアクティビティをする。

たとえば、Piggies
子どもの指を小さなブタにたとえ、親指はfat little piggies、人差し指はsmart little piggies……これらのブタが、hotやcoldな環境でどんなことをするかを追って、最後に就眠するまでを描いた話だ。

そこで、このときのアクティビティには、本文中いくつも出てくる形容詞、その対になった反対語、oppositeを学べる何かをしたいなあと、思っていた。
そこに、Dr.Seussのカードを発見!
Dr. Seuss Learning Cards: Opposites (Dr. Seuss Novelty Se)
Dr.Seuss Beginner Concept Cards:Opposites

12組の前置詞と形容詞の反対語が、ビニール・コーティングした丈夫なカード裏表に書かれている。
イラストはもちろん、Dr.Seussの本からの、お馴染みのもの。
Dr. Seussの本を知っている生徒は大興奮、まだ知らない生徒は「こりゃなんだ?」。
興味を持つこと請け合いの、おかしい絵だ。

こういったフラッシュ・カードは、一般的に教材会社がartを二の次にした、実用一点張りで作ったものが多い。
そんな中にあってピカーンと光る、一流絵本からのイラストで作られた、アートとしても目を喜ばせてくれるこのカード。
実用的でもあり、かなり嬉しい。