「Pebbles」の発音、素晴らしくなりました!

自由が丘での親子講座、第2回。
5組が、ユニークな絵本リードアラウド講座に参加してくれた。
1時限目は親子一緒、2時限目は親と子に分かれてリードアラウド。

なんだかプラスの気が漂う教室だった。
窓から空や緑が見えるし、木の香りがするフローリングも気を上げてくれるよう……。
4月からの開催を予定しているキッズブックス英語スクールも、ここでできたらいいな。

この日の教材は、Leo Lionniの芸術的な絵本『On My Beach There Are Many Pebbles』。
前回の教材『Yo! Yes?』と比べると、字が多いという印象を受けるかもしれない。
実際は、空白部分も多く、一部は文字のない絵本のような作りで、英語に対する負担はそれほど重くないが、子どもには印象が重要だ。

この本は、タイトルさえクリアできれば、半分以上は分かる内容と踏んだ。
そこで、文字に慣らすことを第1のテーマとした。

この講座では、書店のリードアラウドでできないことをやれる。
文字をしっかり認知させるためホワイトボードと、定着させるためのアクティビティ!

タイトルで使われている7語のフラッシュカードを作ってホワイトボードに貼り、何通りもの読み方をしてもらった。
音符のように上にしたり下にしたり、それに合わせて楽しく読む。
……読めるようになるものである。
なんだかわかる気もするが、「pebbles」を発音すると心地よいらしいのだ。
みんなの顔がほころんでいた。

だいぶ口が滑らかになったみたいで、本文を読んでもらうとかなりスムースだった。
「読めないところはムニャムニャでいい」の効果もあって、「ムニャムニャ」と読んで(?)くれたところもあった。
「pebbles」のほかに、もうひとつ「wonderful」の発音が気に入ったようだ。
みんなやけにうまい。
H先生のアクティビティの時間に、子どもたちの英語の嬌声が響いていた。
シメシメ、である。

たった45分で、いつも日本語しかしゃべらない、英語はせいぜい入門レベルの子どもたちが、
「On my beach there are many pebbles」
というかなり洗練された文の意味を理解し、読めるようになる。
改めて、子どもは凄いと思う。

2時限目の活発な声と、帰り際の「バーイ」を聞いて、この日の90分が、子どもたちにとってそんな悪い時間じゃなかっただろうと思えた。
もちろん、わたしとH先生にとって、wonderful time!
Many thanks!!

On My Beach There Are Many Pebbles

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