質と量を考えたインプットを子どもたちに

第2回目の親子講座を終えたところだ。
SLA(Second Language Acquisition=第2言語習得)という学問分野で、習得に効果的と定説になっていたり、多くの支持を得ている客観的方法も意識した、リードアラウドで英語を教えるスクールの単発授業だ。(スクールについては、春開講ということで調整中。詳細は近日中に発表予定)。
この日、親講座のほうで話した「リードアラウドとは」を以下に、多少改訂して再録する。

リードアラウドは、わたし自身の学習者としての(長〜〜い)経験と、指導者としての(長〜い)経験に基づいた教え方である。
それは、SLAで定説の「第2言語習得には、(アウトプットではなく)インプットが必要絶対条件」に、無意識的にぴったり即したものだった。

同じく「インプットには量と質を高めることが効果的」というのも、まったく経験的にもそのとおりと思っていたので、リードアラウドに内包されたことだった。

つまりリードアラウドでは、

選書を重視して、文も絵もデザインも上質な絵本を使う。一流作家の文学的語彙が混じる。

ヘタに読み聞かせない。指導者は魅せる読みを、子どもはそれに習いつつ内容を考えながら音読する。音の情報、発音・イントネーション・リズムなどの質を大切にする。また、単語だけでなく文もその構造を意識する。つまり、情報の質が上がる。

名作絵本からの情報量は、教本(教科書として書かれた本)より多い。
それを、表現の工夫という目的をもって、何度も読む。

……などなど、リードアラウドから得るインプットの質もよし、量も多し、の事実を挙げたら切りがない。
そしてこれにもう一つの必要条件は動機。
リードアラウドでの活動が楽しいので、「動機」のひとつになる。

つまり、大げさに言えば、リードアラウドで教える英語は、語学習得研究で科学的に証明された効果的な習得法の王道を行っている?!

(第2回講座の報告は、つづく)