先日、2014年度最後の絵本リードアラウド・ワークショップが終わった。
発表会での競演、とても刺激的だった。
素晴らしかったこといろいろ。
・声…2期目以上のベテランたちの声は、プロらしいものだった。
張り、艶がある。
・見せ方…修正は必要な部分もあったが、エネルギーはかなりのものに。
・朗読力…少なくとも、意味のない「型」にはめたようなところはないので聞きやすい。
本文を解釈して、その意味するところを伝えようという努力がみられる。
集中力が切れての、感情の取りこぼしが少なくなった。
キャラクター作りの意識が高まった。
・指導力…何が自分たちの指導の問題点かを指摘できる。
説明調になることへの警告を、自分たちで発信できる。
楽しませることをいつも念頭に、の意識が高まった。
などなど。
見ていて退屈しない芸達者たちである。
磨かれて来たので、どこをどうしたら、もっとよくなるかを指摘しやすい。
目の前でどんどん演じられるのを見ながら、芸の上達のためのことをあれこれ考える時間は、わたしにも幸いな時間だった。
参加者たちもそれぞれに、演じる幸せ、見る幸せを味わってくれたかな?