「○○先生」を英語で言うと?〜リードアラウドの教室から

英語絵本を使うリードアラウド。
絵本を開く前に、こう、あいさつをする。

Good afternoon, everyone.
これに、さあどう応えるか。
そこからスタートだ。

Good afternoonと応えればいいのだが、意外と戸惑う。
また、それだけでなくその後ろに、生徒側は先生の名を加えるのが普通だ。

「先生」とだけ言えば、日本語では事足りるので、直訳で「teacher」と呼びかける生徒もいる。
「先生!先生!」のつもりで、「teacher, teacher!」も耳にするが、英語ではそうは呼ばないし、先生の名も知らないのかと、距離を感じる。

そこで、わたしはホワイトボードに大きく
Ms. Oshima
と自分の名を書き、読む練習をさせる。

そこで、ひっかかるのが「Ms.」だ。
「Miss」や「Mrs.」と何が違うのか。

「Ms.」が正式な敬称になって40年余、それでも
英語を学んでいる小学1〜4年では、ほとんどまだ、この女性の敬称について知らない。

「○○先生」にあたるのが「Mr.○○」と「Ms.○○」である。

男性が「Mr.」とひとつだから、女性もひとつにしようと、「Ms.」はアメリカから始まった、比較的新しい敬称であることと伝え、発音練習をし、もういちどあいさつ。

Good afternoon, Ms.Oshima.
こうしてから、授業に入る。

さて先日は、教室にいる大人全員爆笑の発言が…。

「Ms.は、MissやMrs.とどう違うのだろう?」
と質問すると、3年生男子が挙手。

「きれいな女の人につけます」。

Thumbs up!

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