新年度のスクールに興味がある親子の体験クラスを指導した。
数年前までの意識だと、5~6歳を想定するのだが、今やそんな時代は過ぎ去った?!
わがスクールに興味を持って下さるのは、3〜4歳の親御さんたちになった。
もうひとつ驚くのは、「英語が初めて」と言っても、3歳にして「ABCが読めます」ということ。
「ABCが分かります」とかではなく「読めます」。
下手をすると、多くの英語ネイティブの子どもより進んでいる…。
そんな!
さて、先日集まった約3歳の面々。
英語では「おませ」だが、人類の3歳程度の壁は破っていない。
英語以外では、ちゃんと「約3歳」で、出来ることと出来ないことは昔通り。
始め、緊張して、かたまる系とふざける系が混じる。
シアターゲームでウォームアップするのだが、まだ他人と動作をシンクロするというのが難しかったりで、「ああ3歳だな」と再確認。
『No David』をリードアラウドしたのだが、ちょっと年上のDavidの行動については、共感を覚えて発言が活発だ。
この年頃に始まる「へそ曲がり」発言も、多々あり。
多くが同じ傾向を示すから傑作だ。
「ああ、これこれ」と、幼いあまのじゃくたちと会話するのが楽しくなる。
叱りまくりのDavidのママが、泣いてしまったDavidを引き寄せて、「I love you」と言うところで、照れて台詞を言いたくなさそうになったり、自分のママがDavidのママ風に読んでhugしようとすると、大げさに避けたりするのも、多くの男子の特徴。
笑ってしまう。
緊張してママの膝に乗って参加していた女児も、しまいには長めの発言もし、声もはっきり出していた。
リードアラウド成功!
さて、スクールに通ってくれるかな?