「パパ・ママのための英語えほん講座」FAQ〜キッズブックス英語スクール

月に一度程度のペースで、英語絵本の読み方、リードアラウドをママやパパに伝授する講座を始めた。
これまで二回開催してきた中で挙がってきた質問は、きっとほかのママやパパも疑問に思うところかもしれない。
そこで、ここにそのQ&Aを公開しておこうと思う。

Q1:自分の発音で読んでいいのか、心配です。
A:子どもは身近な人、特にママとパパの声に敏感に反応する、という研究結果もあります。
自信を持って、聞かせてください。
ひとつひとつ発音を繰り返し教え込もうとさえしなければ(読み聞かせる程度なら)、発音のくせはつかないでしょう。
でも一番いいのは、CD付の本があるなら、ママやパパがCDを聞いて読む練習をする。子どもには、ママやパパが読む。
機械より人間の声により反応する、という実験の結果もあります。
CD付きの本じゃないときは、スマホのアプリや電子辞書で単語の発音だけでも確認して、まちがったアクセントにならないよう気をつけるといいですね。

Q2:絵本を読んであげる時間というのは、どのくらいとったらいいのでしょう?
A:一日15分程度できれば、理想的(え? それでいい? と安堵の声あり)。これも、アメリカの研究で出された数字です。意外と短い(?)ですね。
いつも食事のあととか、寝る前、お風呂のあとなど習慣付けると長続きします。

Q3:最後までなかなか読ませてもらえない。途中までで飽きたり、同じページばかり聞きたがったりするのですが。
A:途中まででも、ずっと同じページでも、聞いてくれるなら素晴らしいこと。無理強いしないで、その日はそこまで。
また、その先のページを、「ママ(パパ)、自分で読みたいから読んでいるね」と、自分たちが読んで楽しんでみてください。その間、子どもは好きにさせておいてください。
大人が盛り上がっていると、子どもは興味をとても引かれるもので、また寄ってくることもしばしば起こります。

Q4:この年齢だと何冊くらい読んだらいいという目安はありますか。
A:特にはありません。一冊を何度も読んでも飽きない子どももいます。
でも、本に興味を示すのならチャンス!
実際に本を手に取って選べる本屋さんや図書館へ行って、どんな本に手を出すのか観察し、いくつか購入したりしたらいいでしょう。
好きなもの一直線、という子どももいれば、いろいろ趣味が広い子どももいます。まずは、本屋さんへゴー。

Q5:読んであげながら使う言葉は、やはり英語がいいですよね?
A:ママ、パパが一番得意とする言語で。その言語がいちばん気持ちを表せるもので、それが一番子どもの心に響く。これも研究の結果として発表されている事実です。
緊張したり、無理して話すので平坦になったりするよりも、リラックスしていくらでも言い方を変えたり自在に操れる母語が一番。
楽しさを伝えるのが、絵本の時間です。母語が一番、ママとパパの楽しさが伝えられるのでは?

などなど、とても興味深い、そして、多くのママやパパが疑問に思っていそうな質問が出た。

パパ・ママのための英語えほん講座

親子でリードアラウド仕上げ!発表会~キッズブックス英語スクール

3月11日はスクールの年度末の発表会。

これが、実はリードアラウドを使った英語学習のキモ。
いい「しかけ」なのだ。

・英語習得に大切な反復練習を、自然にやらせることができる

・発表(プレゼンテーション)というものを学ばせられる

・家庭と学習内容が共有できる

大きなところでは、こんないいことが出来る機会だ。

この発表会で、特に心がけているのは、マイナス要因を作らないこと。

たとえば、「失敗した」など恥の記憶。

「無理矢理やらされた」など強制的だったという記憶。

だから、こんなこと、あんなことがあっても、わたしたち指導陣は「→」こう考えている。

・読むところを間違えた!

ありがと、そこも読んでくれたのね。
大勢の声のほうが、強くなっていいね。

・読むところで読み忘れ…

先生といっしょに読むために待っていてくれたんだね。

・読み方、分からなくなった…

「でしゃばり」先生の出番を作ってくれてありがと!

発表会の練習は、スクールでもいつもよりも親密な時間になり、わたしたち指導陣には楽しみの時間でもある。

家庭でも、みなさんが同じ本を読み合う、いつもとはちょっと違う、家族のお楽しみ時間になっていると、本当に嬉しい。


(12月の発表会の様子)

郷ひろみとエルビス・プレスリー〜リードアラウド研究会

リードアラウドでは、声の出し方、発声も大切にしている。
口先ではなく、奥の方から出す練習をする。

簡単そうでいてなかなか、コツがつかめない時期もある。

口先の声と、喉の奥の声の違い、こんな感じ。

口先の代表:

(ご本人の名誉のため、これは70年代の声)

喉の奥からの声の代表:

(不覚にも、聞き惚れてしまった…)

口先ではないところのどこで発声するのか。
簡単な練習が、あくび卵発声練習。

ワークショップ、認定講座でもやるあれです。
想像上のゆで卵を、大きな口をあけて飲み込みながら「アー」と発声し、ゆっくりとそれをへそ下三寸のあたりまで送り込む。
空気の塊を飲み込みながら、声を出す感じ。

エルビスは、まさにそんな声で、おまけに変化に富んだ表現豊かな歌いっぷり。

好き嫌いは別にして、上手さにびっくり。

英語秀才の読み(朗読)の磨き方~リードアラウド研究会

リードアラウド、もしくは「声に出して読む英語絵本」と称してワークショップカルチャーセンターの講座を受け持ち、大人のみなさん、それも「英語秀才」たちに接する機会が多い。

幅はあるが、英語検定だったら2級以上、ひょっとすると1級の人もまじっているかもしれない。

学生時代に、しっかり英語の勉強をしたみなさんが、どうも「もっと」を目指して集まって下さるようだ。

そういったみなさんに、

英語を母語としない子どもたちをも飽きさせない、そしてそれなりに内容をわからせる英語絵本の読み方を、畏れ多くも、指南するのがわたしの役目である。

そこで、これまでにかなりの数のみなさんに接してきて、ある「発見」がある。

                ↓

みなさんの読み方には、ある共通点があること。

そしてその共通点とは…

                ↓

Vocal varietyを磨くだけで見違える程、上手になる!

ということ。

たいていの場合、自己流の読み方をしてもらうとこんなだ。

                ↓

・pitch(音の高低)はほぼ平坦

・tone(調子)にほとんど変わらす一定

・volume(大きさ)は一定的

・rate(速さ)は均一

いい方を変えれば、

安定したpitchで、
終始落ち着いたtone、
はっきり聞きやすいvolumeで、
一語一語が聞き取れる、ディクテーションしやすい均一な速さ

で「聞きやすい」ー

と言う人もいるに違いない。
だから、たくさんの英語秀才たちが、この読み方なのだろう。

おそらく、日本の学校で推奨されている?

ところが、である。

この読み方。

遠慮のない子どもたちの前で、またはランダムに抽出した(英語秀才ばかりではない)聴衆の前で読んでみると、こんなことに。

彼らの顔にこんな表情が…、

つまらない。
わからない。

                ↓

なぜだろう?

なぜ、つまらなくて、内容も伝わらないのだろう。

                ↓

考えられる理由を、書き出してみる。

・文の流れやtoneに関係なく、一語一語を均等に、辞書の音声機能を再生したようなニュートラルな感情で読んでいる。

または、感情を入れても、ワンパターンである。

→ 心に響かない。起伏がなく飽きる。

                ↓

・一語一語を独立的に、無機的に読むので、単語個々は「聞き取りやすい」。代わりに、文の流れやニュアンス、構成がわからない。

→ 全体の感情や動きや登場者の様子が感じられず、想像力がわかない。単語は知らないので、ちんぷんかんぷん。

                ↓

文が本来伝えたいのは、意味や情報、そこに表される感情だ。

英語がほとんどわからない子どもや大人にも、読みの魅力と絵の力で、説明や逐語訳しなくとも英語絵本の内容は、ある程度伝えられ、面白いとまで言ってもらえるものだ。

英語秀才のみなさん(リードアラウドに興味を持って下さっている方はほぼ全員)は、だからあと、これだけ。

                ↓

Vocal varietyを磨くだけで見違える程、上手になる!

                ↓

・pitch(音の高低)

・tone(調子)

・volume(大きさ)

・rate(速さ)

これらの要素を、自在に変えられるようになる練習さえすればいい。

シアターゲーム取入れてみました!〜N先生の報告

先日のシアターゲーム・ワークショップに参加、すごく楽しそうにしていたN先生。

やった!

自分のスクールでの、盛り上がったシアターゲームの様子の報告が届いた。

早速、シアターゲームを取り入れてみました!!!

①Alien, Tiger, Cow ゲームをRabbit, Zebra, Tiger にして。

②Let’s Play (Yes, Let’s!)ゲームのGesture game

どちらも大盛り上がりでした。子供たちが順番にCallerになれることが楽しさの秘密でもありますね!

オモシロ男子、Look down! だけでなく、手をあげて~、ピカチュウの目をして~(???)、ジュウ!マン!ボルトー!(One, two, threeはどこへ?)妙なタメを入れてきました。次回はそこも英語で言ってもらおう!と思っています。

先日ちらりとお話した、ゲーム好きなのにゲームで負けたら泣いてしまう彼ですが、
勝ち負けのないかつ楽しいゲームでしたので、超ごきげん。

また女子も八つ当たりされることなく平和に!幸せにレッスンが終わりました。ありがとうございました!!!!!

3月からのRAも楽しみにしております。

「勝ち負けのないゲーム」が、必要な子どもたちがいます。
そんな子どもの楽しめるのも、シアターゲームのよさだと、再認識しました。

N先生、どうも報告をありがとうございました。

(シアターゲーム・ワークショップの次は未定。
でも先生方のリラックス時間、当意即妙のための演習も兼ねて、またいつか!
種類がたくさんあるので、種は尽きない)