今日は復習の話。
リードアラウド・ワークショップは、英語のプロまたはプロを目指している人たちのもの。
学んだら、結果を出したい。
そのためには、講評で指摘された部分を中心に、復習!
さてそこで、前回の『Go Away, Big Green Monster!』。
それぞれ課題を持ち帰ってもらったが、今月のワークショップのしょっぱなに、その後の努力の成果を見せてもらおう。
ワークショップ参加して1年未満の人は、課題が分かりやすく、それも比較的クリアしやすい。
問題は、ベテラン。
「大甘」の講評をもらって、そのまま放ってないだろうか。
そこで、ここに課題をだそうと思う。
以下の3ケース、どれかが自分に当てはまるのでは?
あと10日で、その課題に取り組んで、その結果でワークショップのみんなを驚かせて欲しい。
ケース1:ナレーションを「子ども」に修正した。
課題:「子ども」が、型にはまった、声優が作った子どもの声のようで、遠い存在、抽象的。これを、子どもを自分に取り込んで、子どもになって型でない子どもらしさを出す。作るのではなく、出す。
ケース2:本書の解釈からくる自然な抑揚ではない、自分のクセの抑揚が全体を支配している。
課題:本を感じて、本の中の抑揚やリズムに素直に乗る。現状は、相手の反応とは関係ない独演会風を、聴く相手の反応を「無」の状態で待って、次を読むような感覚で。
ケース3:語尾が不必要に上がるクセが時々でる。間合いは自然でいいが、均等すぎる。
課題:声を出すときに、声を「落とし込む」感じにする。集中力が、語尾で切れがちを押さえる。間合いを機械的から有機的に。子どものいろいろな反応を予想して、空ける時間を変える。