なにかの1つ覚え、ではないが、カルチャーセンター内の大人向け英語学び直し講座でも、使っている教材は英語絵本。
この講座でアンケートをとったところ、「学びたいこと」は、
・発音
・英語の自然な読み方
・英語発声の基礎
に複数の○がついた。
英文解釈でも、語彙・語句の知識でも、英文法でもなかった…。
そうか。
そう言われてみれば、納得がいく。
子どもたちとリードアラウドするときは、特にremarkしない点だが、それは子どもはまるっきりわたしの音をまね出来るから。
子どもや、英語の先生方との機会が多く、無意識になっていた点でもある。
よっしゃ。
目覚ましい上達を遂げていただきます。
鍵となるのは、Liaisons(単語がくっついて固まりとして発音されること、その部分)だろうと睨んでいる。
例えば、
My name is Ann.
これが、my nay mi zaen(マイ ネイ ミ ザーン)となる。
カタカナ表記すると、まるでジョン万次郎がつけていたノートみたいだ。
でも、万次郎の英語は通じた。
一語一語を区切って読み上げる英語ではなく、普通に話している英語を耳で聞こえる通りに、自分でも言うという英語だ。
Los Angelesを略してLA、これをエルエイと言って、通じないわけではないが、ネイティブの人たちが「eh lay」(エレイ)と言っているのが分からない。
このLiaisons に注目して、Madelineをみなさんと読んで、自然に絵本にも親しんでもらおう。