わがスクールの2015年度小・中学生クラスの概要が決まった。
絵本のリードアラウドで英語を学び始めて、どこまで英語力を伸ばして行けるか、チャレンジ中だ。
英語の読解力と表現力を、リードアラウドで同時に伸ばす。
すると、英語がわかることの嬉しさ、表現することの楽しさで、ひとりひとりに英語学習の動機付けがされる。
わたしたちの「作戦」は、まず子どもを英語を好きにさせ、その自発のエネルギーを、より効果的な英語力獲得の道へ導くというもの。
中学生には、直接的に学校の英語授業の補習はしない。
だがスクールで、
名作と呼ばれる本をたくさん読むこと、
深く読んで解釈すること、
解釈したことを自分の声や身体で表現すること、
これらを通して、実力をつける。
新年度には、いよいよ文法学習も、本と関連させて始める。
さあ、
Are you getting ready?
概要は、こちら。
対象:
北米の小学1年生後期程度以上の英語読解力を有する、小学生〜中学生。
これがどの位のものかが分かる指標として、たとえば、Dr. Suessの『Green Eggs & Ham』がある。
この本の面白さを理解して、読める程度かどうか。
この本は、文章量は典型的な絵本より多めなので、読ませると、まず英文の量に慣れているかが分かる。
内容、目標:
1.
リードアラウド(表現豊かな朗読)や、リーダーズシアター(演じるように役になり切って読み合う)を通じて、英語を体得する。
自分の感情を自然に英語に乗せて言う力を向上させる(使える語彙や慣用的言い回しを増やす)。
発表し、人に伝える力をつける。
2.
文字がより多めの絵本でインプットの密度を高め、読解力と語彙力をつける。
1年間の目標は、それぞれの読解力を1学年程度「進級」する。
G1の力ならG2へ、など。
3.
文法の基礎学習を始める。
北米のプレップスクールなどで使われているワークブック、『Spectrum:Reading』に加えて、『Spectrum:Language Art』を使用。
同時に、読解中にも文法も意識する。
特に中学生は、文法を学びどき。
英語の「骨格」作りを目指す。
4.
英語のアウトプットを増やす。
本に書かれていることを表現豊かに朗読(リードアラウド)するのに加えて、自分自身の言葉を英語で書いたり、言ったりすることに挑戦する。
2015年の要項は、近日中にここにアップされます。
クラス体験は、お問い合わせ下さい。
楽しい練習風景のひとこま。(読むところを忘れてしまった場面)
(その後の、完成度の高いプレゼンテーションは、近日中にご紹介予定!)