1994年にNewbery Awardを受賞した名作『The Giver』が映画化され、やっとこの8月中旬の週末から全米で上映中。
「the giver」として人類の歴史を背負う代表者に指名される少年を主人公にした、明るくはない近未来小説。
まだ見ていないが、アメリカで見ておかないと、日本では見逃してしまいそうだ。
扱いが小さいためだ。
それというのも、
悲しいかな、こうした本格的な小説を読む層が日本では薄くなって、原作のファンが恐らく少ないこと。
そして日本で知られた若い男性スターが出演していないこと。
こんなことから、取り上げ方が小さくなるのだろう。
残念なことだ。
YA小説の読者としては、先日映画でも見た『The Fault in our Stars』もそうだったが、原作に魅せられているので、じっとしていられない。
ロードショウ1週間目のアメリカでの評判は、「映画化が遅すぎた」など手放しで褒めてはいない。
評判がどうであれ、まずは見てみようと思う。