プリスクールで『Cat the Cat』リードアラウド〜ワークショップ研修生指導記録その1

リードアラウド(RA)でまっさきにするのは、
本の表紙を見せながら三つのrulesの説明。『Cat the Cat Who Is That?』を使ったこの日@Sesame International Preschoolでは…

(以下「・」項目は2名の研修生それぞれの記録から。「→」は大島の意見。「◎」ここから学べる重要なこと)

Read Aloudが初めての子がほとんど(全10人)。
・本を持っていないので 指を空中でなぞるように指導。
なかなか最後まではしてもらえなかった。

・サポート役の私の指をみてくれてなんとなくここを読んでいるのかなと思ってくれればいいかなと思った。ただし、動物たちのセリフを読んでいると指なぞりがおろそかになってしまった。
気持ちを込めて読んでいるときに同時に指を動かすのは難しかった。

→子どもの間を歩き回って、実際になぞらせる

→その間、何度でもみんなで読む(なぞる「作業」をさせているので、自然に反復練習ができる)

→「気持ちを込めて読んでいる」先生ではない、もうひとりが指差し係りとして子ども間を回る

◎「リードアラウド」らしさのひとつは、読みと文字を一致させる指導。
この印象づけがされないと、「読み聞かせ」に限りなく近い。

◎幼児には、作業が特に大切。抽象ではなく具体で!

・現れる動物たちの”変さ加減”に注目させ、楽しんでもらおうと努力した。
・年齢の幅、英語歴の幅の大きい子供たちだったので、「あいさつ」の言葉をもっと感情こめて練習したりするとよかったか、と思う。

→本書のもうひとつの「目玉」は、あいさつ。
動物ごとに違うあいさつを言う(読む)という「作業」を子どもにさせる

・変さ加減を尋ねたくだりは、ちょうど良いスピードで子供たちもそれに反応しグイグイ絵本の中に引きずりこまれたような感じだった。

・英語のできる子供はすぐにcat,mouse,yo-yo,duck,baby duck,fish,などの単語を言えて楽しんだ。

→英語を知らない子どもは? 
知識を共有しただろうか。
知っている子には新しい知識を授け(baby duck→ducklingなど)、いつもできっぱなしにしない。

◎将来、使用することが多い英語は特に力を入れる。
「あいさつ」は知っていてよかったな、と思うトップ10の項目。出て来たら、「待ってました!」と思うくらい指導者として飛びつきたいところ。
「作業」がたくさん出来る。
「楽しい」という気持ちが湧く源泉!

◎能力差があるのが普通の状態、と思うこと。
必ず知識を共有する。
ちょっと新しいことを挟んで、常に刺激する。

「おいてきぼり感」「もう知っている感」はどちらも、子どもを飽きさせる。

(つづく)