「小学生英語」の一般的なテキストに、決定的に足りないものがある。
それはstory。
物語というか、文脈というか。
なにしろ全体に通った筋がない。
Where is the meat?
肉のないハンバーガー?
この状況を、国語の学習をあてはめてみると、よくわかる。
国語では、詩でも小説やエッセー、論説文が本文としてあり、それをまず読む。
そして、文脈のなかで、語彙や漢字を学び、内容解釈や文法を学ぶ。
その後、設問を解くこともある。
「小学生英語」の一般的テキストは、この本文がない状態か。
設問だけが並んだ感じ。
小学生に両方やらせる時間がない、というなら、「meat」のほうを取るという選択はないのだろうか。
身となり骨となるほう、それはstoryじゃないだろうか。