Summer Camp!子どもの夏はワイルドに

もう「子ども」といえる年の子どもがいなくなってしまって久しいが、夏になるとOMSI(オムジー、Oregon Museum of Science and Industry)のCampに子どもを入れたくなる。

2~3年生なら、こんな

6~8年生となると、こんな

たいていが、月曜日の朝に出発して、金曜日の夕方に戻ってくる4泊5日のキャンプだ。

ワシントン州にかかることもあるが、ほとんどオレゴン州の大自然を訪ねるもの。
砂漠あり、海あり、山あり。
自然観察、サバイバル、エコロジー、地学、天文学、考古学、そしてラフト、カヤック、ハイキングなどのスポーツも選べる。

コンロでソーセージや焼きそば作って、それを外で食べるだけのキャンプではない。

ほんとの「まっくら」や、星が実は大きくとても明るいこととか、サソリなどの用心とか、虫の声がうるさすぎての「不眠症」とか、経験出来る。

ワイルドで壮大な環境のもとで、普段気付かなかった人間に大切なものとか、人の小ささとかも考える機会になる。

英語がたどたどしくても、子ども同士、そして子どもと自然の好きなお兄さんとお姉さんとで、どうにかなる。

約600ドルで、こんな経験をさせてあげられる。
そのときは「虫がイヤ」「トイレがイヤ」「ごはんがイヤ」など、都会の子らしい文句をいうかもしれないが、ぜったい人間としての枠が広がる。
経験後、何かが変わる。
(あ、英語も変わります!)

来年は、よその子どもでもあずかって、このキャンプに入れちゃおうかな。

ご家族旅行にもお勧め。
土曜日ごろに家族でPortland入り。
月曜日に親を残して、子はキャンプ入り。
親はのんびり金曜まで観光。金曜日にピックアップ。日曜に帰国…なんて旅も。

2013年度7月の絵本リードアラウド・ワークショップを終えて

絵本リードアラウド・ワークショップ7月は『Pouch!』。

リードアラウド指導者は、指導も出来なければいけないが、「手本」となる自身の朗読もうまくなければ困る。

それには、練習。

どれくらいみなさんが練習しているのか、興味を持ったので尋ねてみた。
2回から10回ほど。

10回が偉くて2回がダメなわけではない。

わたしが習った先生は、よく冷たく言っていた。
「結果が大切。よく練習したことで褒められるのはお稽古で、プロの仕事は結果です」。

それでは、みなさんの結果をみる。
この会は、10回がやっぱり偉かった。
「10回は練習しました」という人の朗読は、細かい部分まで神経がいっていて、すべて成功しているわけではないが、意識した痕跡がある。
意識しているので、さらにうまくなる芽がそこにある。
そして、自分でどこをどうしたらいいか、客観的判断が出来る。

やはり練習2回では、雑だったり驕った印象があるか、丁寧にしても平坦。
まぐれでよくても、どこがよかったのか自分でわからない。

本ワークショップの新人は、ワークショップに「坐っている」と学べるものと、無意識に思ってしまっているかもしれない。
でも、これは「坐学」ではなく、work。
出来るところまで、自分でworkしてみることだ。
自分の読みが、いいか、悪いか、判断出来なくても、新人の場合は回数をこなしてみること。
すると見えてくる。

困るのはベテランで、2回くらいしか練習しなかった人。
よい結果を出せていればいいが、それほどよくない。

ベテランで慣れているので、自分のパターンに無造作に乗せてしまって、驚きや発見が感じられない朗読になっている。
(例えば、並の演歌歌手が、演歌を歌うとどの歌も同じように聞こえる。だが天才的な歌手が歌うと、はっとする。そんな違い)
この範疇に入るひとは、必ず自分の朗読を録音して、それをもとに練習をすることを勧める。

どうしていいか分からなくなったら、何しろ読んでみる。
表現など考えずに、ただ読んでみる。

今回のワークショップは、模擬Readers’ Theater形式で、全員参加し持ち回りで、模擬指導をした。
問題点が、理想的(?)な頻度で浮上。
ツッコミどころ満載の模擬指導となった。

講義形式で問題点を挙げても、何だかシッポが掴めない。
でも模擬とは言え、現場なら、そのシッポをその場で掴める。

子どもが飽き出すのには、わけがある。
指導の隙(シッポ)があるから。
この隙を埋めるべく、指導法も磨いていこう。

9月は『The Napping House』!
夏休み、napをとっている暇などありませ〜ん?!

絵本リードアラウド・ワークショップ参加者からの便り

こんなお便りが届いた。
(抜粋)
…ブログを拝見して、もっと自主練習をしなければ・・・!
と思いつつ、先日二ヶ月ぶりに大人数への読み聞かせをしたら、
忙しさにかまけて、何もしていなかったことが声にバッチリ出てしまい、自己嫌悪・・・

(中略)

ALONG A LONG ROAD を読み聞かせサークルの仲間にシェアさせていただいたのですが、
本当にステキにイメージを膨らませて読んでくださった方がいらしたので、
私自身は参加出来なかった読み聞かせ会の時に読んでいただきました。
やはりすばらしかったらしく、
先日の読み聞かせ会の後、一人の男の子がトコトコとやってきて、
「ねえ、この前のあの自転車の大冒険のお話ね。すっごく楽しかった。あれ、だあいすき。」
という、うれしいコメントをしてくれたのです。
それから、読み手の方とその男の子は、しばらくあれやこれやと
あそこが好き、ここが好き
と楽しそうにおしゃべりしていました。
男の子は小学校2年生、読み手は60代後半の方です。
ですが、そんな年齢差など関係なく、一冊の本を通じて心に描き出す世界を共有する事ができ
周りでそのおしゃべりを聞いている私たちにまで、潮騒の音や、びゅんびゅんという風を切る音が聞こえてくるようでした。

(以上)

ひとつ残念なのは、『Along a Long Road』を素晴らしく読んだのは、ワークショップに参加したひと(このお便りの送り主)ではないってことでしょうか。
でもまあ、本の素晴らしさを分かち合い、それが広がっていくのは、とても嬉しいことです。

どうもありがとうございます!

“Don’t chew gum in class!”Davidの先生は言った

小学生のリードアラウドでは、外せないのがDavidのシリーズ。
No David に続くのが、David Goes to School

学校でDavidが、次々と困ったことをしでかし、先生が叱る。
Davidを叱る先生の声(最後に、褒める声も)が、本文の全て。

その本のなかで、Davidが大口を開けた場面がある。
口の中にはピンクのGum!
先生は” Don’t chew gum in class!” と叱る。

日本の学校ではありえない、教室でガムを噛むなんて。
といった顔付きの子どもたちに、アメリカの学校の机の裏についてよく話す。

机の裏に「つきもの」なのが、ガムである。
噛んだあとのガムが、代々そこに張り付いている、と。

……そんな文化のあるアメリカ。
ところで、ここはSeattle。
130722-SeattleGumWall-1
この壁、Gum Wallと呼ばれ、観光名所。
モザイクのようにみえるのは、すべて噛んだあとのガム。
アップで見ると、これ。130722-SeattleGumWall-4
あたりには、ガムのフレーバーが漂う。

再訪を願ってコインを投げるトレビの泉じゃないが、みんな噛んだガムを張り付けて帰る。
べたーと張り付いた記憶から、またここに立ち寄ることになるのか。

反対側の壁には、このサイン。
130722-SeattleGumWall-5

英語が「出来すぎ」で学ぶ場がない?!~キッズブックス英語スクール

日本の書店の子ども英語教材売り場をのぞくと、あることに気付く。

vol.1から6や7まで続くシリーズ、vol.1が6冊あるとすると、vol.2は3冊、あとは1冊ずつあればいいほうで、「お取り寄せになります」がよくあるケース。

つまり、多くの学習者が、vol.1またはよくてvol.2どまりということだ。

わがスクールをみてみる。
「英語絵本を声に出し表現力を重視しながら読むことで、英語の総合的力をつける」、ユニークなカリキュラムだ。

「小学生なんだから、vol.1程度でいい」と思うと、意外にぐんぐん進むので、どうやらわがスクールは、ある意味で世間のおおよそからすると「期待はずれ」かもしれない。

秋からは、幼児クラスで「vol.2」、小学生クラスで「vol.3」、小中学生クラスで「vol.4~5」程度の内容は学んで行くだろう。

できるだけ実年齢とネイティブの英語レベルのギャップを小さくしたい。
3年生ならネイティブ2-3年生程度など。

これが、わたしの夢のひとつ。
そういう英語力を持つ子を世に送り出すことである。

わがスクールの小中学生クラスを見ていると、もともと素質のある生徒たちなせいもあるが、伸びている。
わたしの夢が夢ではなくなるかも知れない。

そこで……
英語力が伸び始めているのに、いつまでも「vol.1」あたりの勉強で、そろそろ飽きてしまいそうな子どもたち!

「出来すぎ」なんて言われそうな子どもたち!

まだまだ、本物の頂点は上だ。
もっと上を目指すのに、名作絵本と読本の本物の英語(ネイティブ用に書かれた英語)で表現を楽しみ、学習を動機付けながら学ぶのも、ひとつの手だよ。

そんな学びの場、8月31日体験レッスンへどうぞ!
北米のレベルで何年生程度か、希望者にはアセスメントも。
目標が見えてくるかも。

英語「vol.1」、9月からの入門コースの体験レッスンも同日に。