Summer Reading〜キッズブックス英語スクール

スクールは夏休みに入った。

「宿題」はないが、お勧めreadingは、それぞれに伝えた。

たとえば、中学1年生男子。
Reading力は、北米の小学校3~4年生くらいはある(Assessmentで客観評価した結果)。
American Born Chinese
これは、英語圏であれば中高生向け、英語難易度Lexile指数で言えば800L(ハリーポッターよりわずかに易しい程度)、生徒の実際の年齢にあったものだ。

英語力が日本語の母語とする12歳としては高いとは言え、北米小3、4年程度なので、この生徒に簡単ではないだろう。

だが、ミソがある。
コミックス、まんがなのだ。

本人、ぱらぱらとこの本を見て「案外、読むところがいっぱいある……」と不安の声を上げた。

さあ、どこまで本の力で彼の興味を引っ張れるか。

この生徒には、小学2年生の弟がいる。
ライバル意識が、近頃とみに強くなってきた。

彼には、9月発売予定の本で、たまたま試供版で持っていた
Frog Trouble: . . . and Eleven Other Pretty Serious Songs
を貸した。
Sandra Boyntonのユーモラスな絵本で、ぜんぶ歌になっている。

この2年生、英文の読み下しは、兄を猛烈に追い上げ中だが、もちろんまだかなわない。
でも、あまりに見かけが簡単そうな本だと、兄と張り合えない。
そこを配慮して、この選書。

文字はわりにぎっちり詰まっているが、歌えるCD付き。
耳がとくにいいこの2年生なら出来そうと、ひらめいた。
これなら、兄にも威張れる。
「絶対、うたえるようになってくるから」と、わたしの目を見て宣言。
頼もしい。

小学5年生ながら、北米の小学生2年生レベルはクリアしている少女には、
これ
「え〜やだあ」の声も聞こえたが、ぱらぱらと見せたら黙った。

たぶん、絵がかわいくて、細かくて文字が多めだが、一応絵本だからOKと思ったか?
Lexile指数は推定550L。
彼女が以前、目を見張る素晴らしい朗読を披露したWhere the Wild Things Areとそう違わない難易度だから大丈夫、とわたしは思っている。

4、5歳クラスの少年ふたりには、1学期に読んだ絵本(6冊以上)から1冊をひとりで読めるようにしてくる、が課題。

「これにする」「あれにする」と声が聞こえてきたから、本への興味は持ち続けてくれているようだ。

このふたり、時に幼いながらも現れる競争心にヒヤヒヤさせられるが、学ぶ姿は実に大したもの。

脳細胞の分裂増加が、3D映像で彼らの頭の上に飛び出して見える錯覚を抱くことがある。
そのくらい、学びの速度が速い。

どの本を、どう読んでくれるか。
楽しみだ。