指導者向けワークショップ#2、2回目とは思えぬハイレベル!その2

指導者向けWS第2回の2時限目は、休み時間を返上して中西先生に「外郎売り」の滑舌練習を指導していただいたので、10分遅れで開始。
(中西先生の声の響きにみなさんビビビ(?)のご様子。その衝撃を胸に、5月のWS#3まで、いつもの呼吸法練習と、ときどきの滑舌練習を続けましょう! 姿勢にも気をつけて。「美声には、呼吸法が基本」said Mr. Nakanishi.)

『Goodnight Moon』のReview、講評など:
2人の方に全文を披露してもらった。3人ずつでやるグループ内の発表より緊張したと思うが、それは指導者の宿命。人の前に立つ度胸も慣れから。
 今回導入してみたのが、他の人に対するevaluation(評価)表。自分のどこがよいかを客観的に言ってもらえる機会は貴重だと思う。また、どこに今後、努力する余地があるかを知っていると練習の励みになるという、わたし自身の経験からの試み。
Goodnight Moon Book and CD (Share a Story)
 こういう物語というほどの物語がないのは、低年齢向け絵本の特徴のひとつ。文も短く単純なので、教育現場で使いやすい。が、しかし、4歳以上には退屈になりがち。それをどう工夫するか。自分が飽きたら、必ず声にでる。自分をどう飽きさせないかが課題。わたしの秘策は、頭を幼児期にタイムスリップさせること(一歩間違うと「狂女」なので、加減が必要)。

 #2でみられた一番の進歩は、みなさんの「間」への配慮。めざましいものがあった。とても好ましいものだ。#1のときと大違い。あとは、みなさんも指摘した「ふたりの声」作戦。これだけでも、聞き手の気を引ける読みに近づいた。

 そして、もうひとつの読解の深まりのあらわれは、フィナーレに向うテンポやテンションへの意識。物語や時間の流れが声で感じられる(or 兆し?)。ページが進むにつれ、ゆっくり静かになって、「お・や・す・み」で終われそう。あと少しの努力! 自分のまぶたも重くなったら成功、としますか。

 発表会まで録音や現場も踏んで、試してみよう。名優オーソン・ウェルズは、「電話帳を読ませても物語に聞こえる」といわれている。なせばなる、はず。

(つづく)