5月からのリードアラウド (5.15更新)

成蹊学園国際センターでの成蹊小学校生徒向けのリードアラウド・ワークショップ
今年度から1年生、2年生、3,4年生の3クラス、各9回。
5月11日14:00~15:00の1年生が今年度最初のワークショップ。3クラスとも定員に達し、締め切りました。
父母の参加歓迎!
今後の予定:5/18 3,4年生、5/19 2年生、6/8 1年生、6/15 2年生、6/22 3,4年生

5月16日(土)第3回 指導者向けリードアラウド・ワークショップ
教材:
かいじゅうたちのいるところ『かいじゅうたちのいるところ』
Where the Wild Things Are
『Where the Wild Things Are』

『あおくんときいろちゃん』
Little Blue and Little Yellow『Little Blue and Little Yellow』
会場:世田谷区用賀(新玉川線用賀駅下車4分)
※現在定員に達しています。Waiting Listへの申込はキッズブックスまで。

5月22日(金) クレヨンハウス・リードアラウドの会 19:00-20:00
対象:大人(この会で金曜夜のリードアラウドはしばらくお休み)
教材:
Naughty Naughty Pets: Dig, Ivan Dig!
『Naughty Naughty Pets: Dig, Ivan Dig!』

場所:クレヨンハウス東京店
参加費:テキスト代のみ(クレヨンハウスで教材を購入)
申込方法:直接クレヨンハウス(03-3406-6308)へ

5月25日(月)
ボランティア

高齢者対象のワークショップ・ボランティア第5回目
時間:10:00-11:00
対象:施設入所中の高齢者
場所:アリア二子玉川
教材:
おじいさんの旅『おじいさんの旅』
Grandfather's Journey『Grandfather’s Journey』
ボランティア参加希望は、キッズブックスまで。

■6月28日(日)クレヨンハウス・リードアラウドの会 9:45-10:45
対象:子どもと大人
教材:Three Little Kittens Book & CD (Read Along Book & CD)
『Three Little Kittens Book & CD (Read Along Book & CD)』

Three Little Kittens
場所:クレヨンハウス東京店
参加費:テキスト代のみ(クレヨンハウスで教材を購入)
申込方法:直接クレヨンハウス(03-3406-6308)へ

6月30日(火)
ボランティア

高齢者対象のワークショップ・ボランティア第6回目
時間:10:00-11:00
対象:施設入所中の高齢者
場所:アリア二子玉川
教材:
おじいさんの旅『おじいさんの旅』
Grandfather's Journey『Grandfather’s Journey』
ボランティア参加希望は、キッズブックスまで。

7月18日(土)第4回 指導者向けリードアラウド・ワークショップ
教材:『あおくんときいろちゃん』
Little Blue and Little Yellow『Little Blue and Little Yellow』
Dog and Bear: Two Friends Three Stories
『Dog and Bear: Two Friends Three Stories』

ドクタースースで初のリードアラウド、楽しかった!

 4月26日、Dr.SeussのGreen Eggs and Ham Book & CD (Book and CD)『Green Eggs and Ham Book & CD (Book and CD)』をひっさげての、クレヨンハウスでRAのワークショップ。2ヶ月ほど前に、「清水の舞台から飛び降りるよう」な気持ちで、これをクレヨンハウスですると決めた。自分のなかで、やれるという気持ちがかたまったから決められたのだとは思うが、それでも挑戦だった。

 やはりRAの指導者としては、基本は読み込むこと。もちろん音読で。ゆっくり、普通、早口、といろいろに。読んで行くうちに、ワークショップでの指導のツボが浮き彫りになってくる。それは口調だったり、間のあけかただったり。たぶん、見えて来たものが作者の意図で、それが読み手に乗り移って来る感覚だ。

 サムという子どもがトリックスター(trickster)で、もうひとりの登場人物は、名はないが常識的な「おじさん」。役柄の対比の面白さが見えて来ると、この本でのやりようが分かって来る。

 不気味な緑の目玉焼きと緑のハムを持って「美味しいから食べてごらんよ」とサムが、おじさんに執拗に迫る。声と言い方を役で大げさに違えるだけで、かなり本質に近づく。おじさん役は、大人が子どもにまとわりつかれた経験を思い出せば、演じ方が分かるはず。サム役は、「ねーねー聞いて聞いて」と大人にねだった子どもの頃を思い出そう。

 この日、本書では初のWSだったが、終了後、参加した子ども何人かから「面白かった」という声が聞けた!おまけに、そろそろ「絵本」で楽しませるのが難しい年頃の小学校中学年くらいの少年からも。最初はあまり乗り気ではなかった雰囲気だったが、「おじさん声でいってごらん」とのわたしの演技指導?で、「勉強じゃないゾ」と気付いてくれたらしい。おじさん声を出すことに、本気でチャレンジし始めてくれた。これが成功のバロメーター。遊び始めてくれるかどうか。子どもがおじさんの声を、真剣に作ろうとしているところなんて、素晴らしい場面だ。何度目かの参加で顔見知りの静かな少女も、ちょっとハスキーなかわいらしいおじさんの声を出してくれた。

 大人のノリも素晴らしかった。恥ずかしさをとりはらい、はじけて下さる方がひとりでもいると、他の大人もとてもリラックスできる。この日はまずは数人、素晴らしいはじけ方だった!ドクタースースの本の醍醐味、楽しさがちょっと伝わったかな?という手応えのあるワークショップだった。みなさま、どうもありがとう!

 5月配本のキッズブックス、ブッククラブに、Dr.Seuss’s ABCが入っている。これの解説を書くのも楽しみになって来た。

Grandfather’s Journeyは奥が深い……

 高齢者施設でのボランティアで、リードアラウド・ワークショップをするのは4月27日で3回目になる。

 ということもあり、また最近練習をしている。思えば、ボイスコーチングを中西先生にお願いして、もう少しで1年。呼吸法を習い(鼻で吸って口から、細い息でずっと出していく)、気がつくたびに実践している成果かも、と思える気持ちのいい声の時があるようになった。あと「いまいち」なのが、「おじいさんの旅」(Grandfather's Journey
『Grandfather’s Journey』
)のように、深い心情と時間的の長い流れをあつかったもの。集中力が足りない。気持ちについて、自分のなかの渦のようなものになりきっていない。

 いろいろ先生にご指摘いただくことは、自分の本質を改めて認識するようなことでもあり、とても考えさせられる。「気持ち悪くない」「臭くない」表現でありながら、場の空気を変えられるくらいの力を持った読みができるようになるのが目標だ。まだまだ、場をこなさなければならないようだ。

★ボランティア、ご一緒できる方、募集中!詳細は「リードアラウド掲示板」をご覧下さい。

リードアラウド「4つの約束」:その4「家で誰かに読んであげる」

 「4つの約束」最後は、
家で誰かに(24時間以内に)読んであげる。

 この4番目の約束は、繰り返し読む習慣をつけるためのもの。「24時間以内」は、適当な数字である。でもここは、厳しそうに言うことにしている。子どもたちが、「え〜ッ?!」とちょっと心配顔になるのが、とてもかわいらしい。
 本当は、25時間後になってしまってもいいのだが、「なるべくすぐに」という意味。そして、実はここに回数も入れたいくらい。「誰か(生き物に)」と組み合わせて、家に「生き物」が4人?いるのなら4回とか。でも回数が、家族のサイズの違いで不公平になってしまうし、それは反復練習なので、実は多ければ多いほどいい。各家庭の決めごとを作るのも手である(あまり欲張らない程度に)。家族が強い興味を示すと、とても効果的だ。手を変え品を変え、繰り返す環境を作りたい。

 ハイテクを使った新作戦。ボイスレコーダーに録音して、「(帰宅が遅い)誰かさん用」などにしておくのもいい。録音することにすると、自分の英語を客観的に聞くいい機会が出来るだけでなく、(録音し直しとかで)反復練習が自然に出来る。

 家族として忘れてはならないのは、よいところについてのみコメントすること。決して、悪いところは言ってはいけない。子どもが尋ねて来たら相談に乗るという形で、直したりしてあげてもいいが、そうでない限り、家族は心置きなく「盲目的ファン」に徹するように(「先生」になってはいけない)。実際、子どもたちはファンになりがいがあるほどかわいいし、「すっご〜い!」ところだらけだ。

リードアラウド「4つの約束」:その3 「感情込めて読む」

 リードアラウドのワークショップで、子どもたちとする「4つの約束」
1.「読んでいる文字を指でなぞる」 2.「読めないところは、ムニャムニャ(なんとなくまねる) 3.「感情を込めて読む(登場人物になりきって読む)」4.「家に帰ったら誰かに(24時間以内に)読んであげる」

このうち、3.について。
これは、表現力をつけるため。日本の英語教育で、教え足りていないところだ。たとえば、英語で話すときに、英語自体と話す人の気持ちが一緒になっていないことが多い。実際の会話を相手と交わしているのに、なんだか棒読み。ましてや、本の音読などつっかえつっかえの棒読み。これらは英語であっても、英語に聞こえない。

「I like it!」と言いたかったり、そういうセリフのとき、(あ〜、それがすっごく好き!)と思って言わないと、そう言っているように聞こえない。「英会話」しているのに通じないという結果にもなり、(発音が悪いんだ)と落ち込んだりする。これは、たぶん一般に言われる発音のせいではなく、表現のせい。表情や声が「好き!」と言っていないからだ。

 表情や声は「日本人問題」でもある。文化的に能面のような顔で話したりするのに慣れている。でも、英語という言語はそれこそシェークスピア的で、喜怒哀楽を声と顔、体で表現するものだと思う。英語で話すときには、それに合わせると楽だ。 これに気がつくと、驚くほどコミュニケーションがしやすくなる。外国人にとっては、日本人の英語が、ひいては日本人がとても分かりやすくなる。
 この英語独特の表現を練習するのに、適量で磨かれた文字と、表情や情景の一部が絵に描かれている絵本が、とても使い勝手がいいのである。

 もうひとつ、感情表現の練習をするということは、おのずと反復練習になることがメリットである。英語を学ぶ上で欠かせないのが反復練習だが、ただ同じことを繰り返すのでは、すぐに飽きてしまう。しかし感情表現は奥が深く、飽きることがない……。

 大人たちの「英会話」練習にもぴったりなのが、指導者向けワークショップや成蹊の3,4年生のワークショップで使うこれ!
『Dog and Bear: Two Friends Three Stories』