2019年度の親子クラスで学んだCさん。2度のアセスメントでの講評はこんなでした。
2019.7.6
文のレベルを、G2に上げて評価しました。
前回の評価から半年弱の短期間で、文のレベルを上げたにもかかわらず、「単語認知の正確さ」は90.5%、「1分間で正しく読めた語数」も英語圏のG2の1学期の目標レベルをクリアしています。
「流暢さの評価」は前回同様、感情表現などが意識できています。二学期からは、さらに内容を伝えることができる「語るような読み方」を指導していきます。
今回の一番の進歩は「読解力」でした。内容を捉え、かいつまんで説明する要約力が伸びているので、今後の成長が楽しみです。
読解に必須の「語彙力」は、G2にレベルを上げたため、数値が下がりました。引き続き、語彙力をつける指導にも注力していきたいと思います。
この約半年後、先日のアセスメントの講評はこちら。
前回同様のG2レベルの文で評価しました。
「単語認知の正確さ」は、G2レベルに到達したと言えそうです。
さらに「1分間で正しく読めた語数」の進歩も著しく、英語圏のG2の2学期までの目標をクリアしています。
同時に、クラスでも言及していますが、表現力がアップし、「流暢さの評価」のポイントも上がりました。
今後は、語彙力を伸ばす速度を上げ、未知の言葉を減らし、文の筋を捉え要約できる読解力の習得を目指します。新年度から学ぶ文法的な概念も、読解力のアップにつながるでしょう。
なんといっても素晴らしいのは、流暢さ(reading fluency)がアップしたこと。クラスでも、発表会でも、Cさんはこのところ「内容にあった気持ちを込めて読む」姿勢が見えてきていました。
このfluencyは、英語力の柱のひとつである読解力に直結する力です。
意味がわかると表現しやすくなりfluentさがあがる。また、fluentな読み方をマネすることで、それが意味することが身体的なものになる(腑に落ちる)。
reading fluencyをリードアラウドが、そしてわがスクールが重要視するのは、このため。
Cさん、welcome to our club!(ようこそ、お仲間に!)