英語えほん千夜一夜〜第7夜Runaway Bunny

Runaway Bunny 文 Margaret Wise Brown 絵 Clement Hurd 9780061142710 中級 AD600 L

1947年刊のロングセラー、『Goodnight Moon』(邦題『おやすみなさい、おつきさま』)に先だって、42年に出版された姉妹編だ。ウサギの子が主人公だが、本書では母との関係や、やんちゃぶりが浮き彫りになる。
Once there was a little bunny who wanted to run away(あるとき、おかあさんのもとから逃げたい子ウサギがいた)。「I am running away(ぼく逃げちゃうよ)」と、あちこち逃げまわる。青年の家出というより、幼児のかくれんぼに近い。「If you run away, I will run after you. For you are my little bunny(逃げても、追いかけますよ。だってあなたはわたしのウサちゃんだから)」と、母は確信に満ちた口ぶりで答える。
ところが子ウサギ、意外と大胆不敵。まずは、魚になって「I will swim away from you(泳いで逃げちゃうよ)」。しかし母は「I will become a fisherman and I will fish for you(漁師になってあなたを釣るわ)」と、漁師姿になって川でフライフィッシングよろしく、ニンジンを餌に「子ウサギ釣り」。子の次なる手は、高くそびえる山に逃げて岩のふり。しかし、母は強い。「I will be a mountain climber(登山者になるわ)」と、ザイルを肩に追いかける。鳥になっても、「I will be a tree that you come home to(あなたが戻って来て翼を休める木になるわ)」と、巨大なウサギの形をした梢になる。
子ウサギはあきらめず、さらに知恵を絞る。持ち前の長い耳を帆にした帆船になって、大海原にsail away(出航)しちゃうのは?「I will become the wind and blow you where I want you to go(風になってわたしの思うところに、あなたを吹いていくわ)」。…どこまでもついて来そうな母だと悟って、「Shucks(あーあ)」とくさる子ウサギ。出した結論は、「I might just as well stay where I am and be your little bunny(これまで通りおかあさんのところにいて、おかあさんのウサちゃんでいるよ)」。めでたし、めでたし?

Runaway Bunny (Rev)

大人英語セミナーで使用。
会話部分を暗記して、母と子の会話のように言い合う練習。
いい練習になりました。