子どもの「気づき」に耳を傾ける~リードアラウド大人の心得

子どもに問いかけながら、理解度を深めさせていく指導スタイル(双方向型指導)をとるリードアラウド。

同じ本をいろいろな場で、違う子どもたちとリードアラウドすると、子どもに共通する反応というか、「気づき」があることに、大人が気づく。

『SHH! We Have a Plan』をいろいろなところでリードアラウドして、気づいたことがある。
絵に対して目のつけどころが違うこと。
4人の登場人物には、名前がない。
大人の目だと、それら登場者の一番の特徴は身長差だと思う。
そこで「大、中、小、極小」と、身長で4人を区別させようとしたが、
どうも子どもには区別しにくい。

そこで、子どもたちのつぶやきやら、反応に耳を凝らしてみた。

「顔が長い人」とか「短い人」とすると、すっきり分けられる?

「顔が短いのがふたりいるけど、どうする?」と心配すると、もうひとりの登場者の顔は「baby face」だと言って、ほかの子どもたちもそうだ、そうだの納得顔。

改めて、絵をよく見れば、確かに視覚的にはっきりわかるのは、顔の長さの違い。

大人は観念で、身長差が区別の要素だと思う。
でも子どもは目という感覚で、ぱっと顔の長さの違いに気づく。

他のグループでも、顔の長さで区別させると、間違わずに役に分かれられた。

そしたら、先日の書店でのリードアラウドをした先生方の指導記録にも、こうあった。

名前付けの時は、やはり男の子が「長い顔!」と答えてくれたり、また他の子からも「赤ちゃん!」などの反応があり、子どもの直観力に感服。

Shh! We Have a Plan