Where the Wild Things Areが映画になる!

リードアラウドでは、テキストとして使っている絵本の名作中の名作、Where the Wild Things Are
『Where the Wild Things Are』
が、この秋映画としてアメリカで公開される。予告編はこれ!

「指導者向けワークショップ」参加者のみなさんは、今、ちょうどこれが課題になっている。予告編でさえ、演技朗読の役にたつかも。ただ、それぞれが描いていた世界を、映画が壊わすという側面もあって、「毒」されたくないという気持ちも少々。演技がみんな同じになってしまったらつまらない。Wild の意味は、ひとりひとり違っていい。みなさんの「かいじゅうおどり」が楽しみ!

Where the Wild Things Areの力

 主催しているブッククラブ、選書し精読、そして解説を書くのは一仕事。なのだが、学ぶことが多くやめらない。最近読み終えたのは、Clementineという小学生女子が主人公のチャプターブックのシリーズからの1冊だが、そこにたくさん挿入された印象的なイラスト。絵本作品で知っていたMarla Frazeeのものだ。彼女の経歴を読んでいて、こんな発見!
 
 I knew I wanted to grow up and make picture books from the time I first saw Where the Wild Things Are by Maurice Sendak. I was astonished at those page turns where Max’s room magically turns into a forest – page turns that opened onto changing worlds!

 Where the Wild ThingsWhere the Wild Things Are
『Where the Wild Things Are』
という本の力が、少女の人生を変えたようだ。ワークショップで先日、練習を始めたあの本だ。ヒーローのMax少年が、いたずらを叱られ夕飯ぬきで閉じ込められた自室。そこに木が生えだして……、「 and grew-」「にょきり、にょきり」のページ。異次元が広がるところが、いかにドラマチックかの証明だろう。

 この将来絵本作家になる少女は、紙に印刷された絵と字が作れる別世界に驚き、おとなになった今でもその驚きを再現したいと絵本を自分でも描いているわけだ。
子どもたちにリードアラウドするわたしたちは、こんな大きな力をもった本の魅力を伝える、重大な任務を担っている。たったふたこと、and grew とあるページさえ、おろそかにできない……。