思いがけない長期休校の小学生。
英語スクールは幸いオンラインで続けられているが、学校が休みでまだオンラインの授業もほとんどの学校では、行われていない。
もしかしたら、英語学習に使える時間が、これまでよりもあるのでは?英語学習にはチャンス?
という推測もあって、わがスクールの小学生たちの力になる、英語学習ゲームをリサーチしている。
先日は、Spelling Beeのサイトを紹介した。
その直後の先日のスクールでのスペリング授業、一週前と全然違う。みんなで綴りを読み上げていく声に、張りが出てきた。自信というものか。
そして、手書きでもだいぶ書けるようになっていたのには驚いた。
ご家庭のサポートに感謝する。
こうして指導者は調子付いて、要求のレベルを上げたくなった。
「綴れる単語を、この休みのうちに増やそう!」
ということで、もう一ついいゲームを掘り出した。名前はちょっと不穏な、Hangmanという英語圏で19世紀頃から遊ばれている、単語の推測ゲーム。
そのhangmanという「見かけ」には目をつむり、その効能に目を向けたい。
ここに紹介するのは、英語のスペリングを学ぶためにアレンジされたもの。
Colorsの次は、数one〜tenをこれで綴れるようにしよう。
こちらのサイトへ。
このページのSTARTを押すと、ランダムにoneからtenの数が読み上げられる。その読み上げられた数「one」ならo-n-eと、そのスペリングを空欄に入れていく。
ゆっくりだと、そこに描かれている線画に一本ずつ線が書き加えられ、hangmanが現れ始め、時間切れが目に見えてくる。なるべく速く綴るが勝ち。
今回はこれをどうぞ。
ただし、ゲームをすることが「苦行」のようであれば、即刻中止でOK。
特に、小学生低学年で根気が続かない、または高学年でやる意義を見出せないなどと言う場合は、またの機会に。
時期を見て、動機付けを試みたい。
このゲームも、お役に立ちますように。
*「スペルなんて自動でAIがやってくれるようになる」とか言い出す子どももいるかも知れません。しかし、自分が綴れれば電池切れはないし、将来、効率がいいと思う場面が山ほどあること、伝えたいと思います。
*英語圏では多く認識されている、特別にスペルするのが苦手な特徴を持つ人々の存在が、日本でも英語学習がきっかけで言われ始めています。それは優劣ではなく個性であって、その個性にあった「学びよう」を考えるようにしたいと思います。