リードアラウド指導をなぜ続けているのか〜リードアラウド研究会

「もっと英語絵本の楽しさを伝える読み方をしませんか。」と、巷にあふれるただ「(個々の発音に)正確な」絵本の読み下しに異議を唱えて始めた、リードアラウド。

自分の読み方の客観視から始め、オリジナリティを抽出してまとめた教授方法だが、内容を磨きつつその伝授を始めて10数年。

まだ飽きない、というかますます興味が湧いている。

 

この、英語絵本を表現豊かに声に出して読むこと、リードアラウドを指導することへの尽きない興味は、「燃料」あって続いている。

何が「燃料」になっているのか。

指導によって、皆さんの朗読に血が通うようになるのを見ること。

画像に例えれば、その解像度が徐々に上がっていくこと。

 

先日は「大人セミナー」、2回目のCさんの表現の変化は、新人だけあって大きく、指導者としてはとても励みになった。

何事も、1回目は緊張があって硬くなる。英語絵本の朗読で言えば、間違えないで読もうという気持ちが勝って、読みが硬く平坦になりがちだ。

Cさんも然り。

ところが、今回。

レッスン終盤頃、気づいた。表情が柔らかい。発言が滑らか。

 

私のレッスンではよく行う、本文から抽出した単語や句に、いろいろな感情をかぶせて言う練習。少し大げさに、声も大きくして言う。

これが、感情のウォームアップ効果を発揮する。

 

『Koala Lou』で使われている形容詞や、動詞にもイメージを乗せて言う練習。

ひとしきりのその練習を経て、通読した時のCさんの読み!

 

鎧の隙間から、ツヤツヤの心の動きが見えてくる感じ。

本人曰く「体が柔らかくなりました」。

 

こんな変化を見ることが、またまた私の「リードアラウド道」を進む力になる。