絵本で学ぶ英語:朗読劇で学ぶといいことが多い〜キッズブックス英語スクール

キッズブックス英語スクール、新年度の計画がまとまりつつある。
土曜日の午後、年間30回の授業には、ほぼ変更がない。
全体として本の冊数が、多少減る。

クラス内容については…
親子で学ぶ小学2年生までのクラス内容は、ほぼこれまでどおり。
厳選した絵本をリードアラウドすることを通して、楽しみながら知らず知らずのうちに英語の基礎を身に付けて行く70分のクラス。
文字数が少ない本が増えて、表現する楽しみも増えそう。

多少なりとも変更があるのが、9〜15歳向けのクラス。
ここでは、リードアラウドに加え、読解力をつける副読本、そしてネイティブ用のワークブックも使ってReading/Writingの演習も少しずつ進めてきた。
この105分のクラスの構成だけ、少し変える。

これまでもスクールでは、台本になるような本の場合は、それを朗読劇(Readers Theater)にしたてて、役に分かれ楽しく読み合ってきた。

新年度は、朗読劇に適した絵本を特に選び、これまで以上に、その舞台制作(production)指導を進めたい。

これまでの指導経験から、「人前で読む」「発表会」という目的があると、生徒たちが練習に力を入れる、ということを学んだ。

そうして練習を重ねていくうちに、自然に解釈が深まり、英語のニュアンスも会得できる。

発音、語彙、文脈、文意…これらが、無理なくするっと生徒たちの身体に入る。

こんな様子を目の当たりにし、目標とするFluencyへの道は、(リードアラウドで指導する)朗読劇の先にあり、という思いを強くしたことが、構成変更のきっかけである。

朗読劇として本を読んでいくと、実にいいことがたくさんある。

●英語の知識に差がある生徒たちも、役に考慮すれば、一緒に楽しめる。
→英語学習経験が1年以上あり、年齢的に105分のクラスに堪えられる(だいたい9歳から)なら、途中入学は大歓迎。

●表現芸術でもあるので、年齢差があっても、その年齢なりの解釈で表現が楽しめる。

●「勉強の英語」が嫌いだったり苦手でも、評価の尺度が違うので楽しめる。
→英語が好きになるかもしれない。

●反復練習の目的が、発表だとはっきりする。
→目的がぼやけていると、「もう読んだからまた読むのイヤ」となる。

●何度も何度も読むので、英語が自分の言葉のようになる(身体化する)。
→身体化した英語は忘れにくい(身に付く)。

●何度も読むことを通して、英文解釈が正確で深いものになる。
→読解力がつく。

●文脈のある自然で現代的な会話なので、実際の英語会話に役立つ。
→聞き取る力、話す力がついていく。

●イントネーションや発音が自然なものになる。

●「発表」を通して、人前に立って話すのに慣れる。
→いわゆる「プレゼン(presentation)」の練習になる。

●発表会で、家族がわが子の進歩を見られ、家族に見てもらえることが生徒の励みにもなる。

どんどん思いつく…。

新年度から、本クラスの前半約45分は、読み合わせ。
つまり、いつものリードアラウドの時間と、英語の滑舌(tongue twisters)などの表現の基礎練習。

そして、個別学習の20分。
ここで各自に適したreaders(読本)と、Reading/Writingのワークブックを指導。

後半の約40分は、立ち稽古。
解釈を深めながら、表情や身体を使って、より立体的な表現に努める。

(指導は主に英語。新入生には分かりやすく、補助をするのでご安心を)

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