アカペラ甲子園で優勝した「センメ」とは

TVはフィギユアスケートしか見ないので、知り合いに教えてもらったのだが、
先日、「センメ」が2010年の「ハモネプ」というアカペラの甲子園大会のようなTV番組で優勝した。

「センメ」というグループ名にしていてビックリしたが、St. Mary’s International SchoolのChoir、合唱隊の特別メンバーたちだった。
わたしは、毎年5月(今年は8日)に開催されるカーニバルに参加して18年以上、また、そのおっとりしていながら自立心の強い校風が好きで、その13年間は父兄だった。
よく知った学校であり合唱隊なので、特別な感慨があった。

決勝の時に歌ったのは、男子校であるセントメリーズで代々歌い継がれて来た歌、加山雄三さんの「海、その愛」である。

英語の歌詞がついているので、セントメリーズの子たちにも分かりやすい。
その歌詞をみるとわかるが、日本語の「男」の響きよりも、「青年」のイメージでそれこそ「青年よ大志を抱け」という響きになって、澄んだ青年たちの美しいハーモーニーで歌われると、女子であろうと何歳であろうと涙が熱くこみ上げて来る。

卒業式などでも全員で歌われるが、毎年卒業生たちはキラキラ涙を流しながら、これを舞台で美しくうたい上げる。
インターナショナルな人種構成の学校の少年たちが、みんなひとつになって、熱く、日本語も交えて歌う姿は、美しい光景だった。
震えるような感動が、老若男女に押し寄せる、学校「名物」なのである。

それを何代目かの「センメ」卒業生の選抜合唱グループが、TVのコンテストで歌い優勝したのだ。

この度は、TVのスタジオ。
メンバーはもちろんわたしの知っている子たちとは代替わりしているが、今にも二子玉川近辺を歩いていそうな「センメ」の高校生。
気取りなく、物怖じせず、ほとんどいつもどおり、伝統に則り気持ち良さそうに歌っていて、見事だった。